ヘッジファンドが円安を仕掛けたら一挙に日本経済は超円安/高金利に見舞われ、日本経済全体が崩壊する、というところまで状況は切迫していますよ。ジョージ　ソロスがポンド安を仕掛けた時よりもっと素早く簡単に崩壊するでしょう。だって、当時の英国は金利を高めに誘導しポンドを必死に防衛したんですから。しかし、安倍政権は防衛する意思はないし、むしろ超円安をも期待しているかのようです。ヘッジファンドは好機なのに何故仕掛けないか？それは世界第三位の大規模な経済が崩壊したら世界の経済が崩壊する可能性が大だからですよ。彼らはポジションで儲けてもそのあとが読めないんです。まるで世界核戦争と似たようなインパクトだからでしょう。黒田さんも背後にいらっしゃる経済ブレーンのおじいさんたちも世界の経済を人質に取っているという確信をもって常識を破る金融政策に臨んでいるのでしょう。何だか侍精神に反すると思いませんか。

米国、中国が頻繁に会って話し合っている課題はおそらく日本経済のソフトランデイングをいかにして図るかでしょう？パレスチナ問題や尖閣問題なんて本課題に比較すればとても小さいですよね。ＤＰＲＫは核爆弾で世界を脅していますが、日本は超財政アンバランスで世界を震撼させているとしか見えません。ＤＰＲＫが何故脅すか？は「海外からの食糧援助を求めているからなんだ」と分かるんですが、日本は何を狙っているのかさっぱり分かりません。やはり尖閣の領有権なんでしょうか。