先般過去衆議院議員4期、衆議院議員3期を経て、残念ながら一昨年の衆議院選挙で落選し、捲土重来を期す二人の議員と一緒に、東京都知事選挙の見通しを語っていた。
「マスコミの力は本当に強い。彼らにはもはやシステムがあった、望むべき方向に誘導する力がある」
今、東京都知事選挙を見るとこの力が働いている。
1:まず選挙戦の争点を、特定候補者が投票しやすいように設定する。
今回で言えば、細川氏は原発に絞り立候補をした。宇都宮氏も再稼働に強く反対している。しかしマスコミは争点を景気、経済成長の方に関心を誘導している。再稼働問題を紙面、放送で極力避ける。
2:個人の資質などにおいても細川氏の佐川事件は執拗に取り上げるが、桝添氏の問題点(赤旗指摘)はほとんど言及されない。
この様な形でマスコミに誘導され、都民は選挙に臨む。
日本人が、こうした設定された道を歩む傾向はすでに、ベネディクト著『菊と
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コメント
マスコミこそ市民の意識から真実を覆い隠し誘導し目覚めさせず権威あるものの地位を維持し続ける巨大な隠ぺい装置である・これは社会的な犯罪である。
若い人に宇都宮さん支持が多いそうですね。そういう意味では既存のメディアに頼らない層で、本物を見分ける力がある若い世代には期待できるのかもしれないと感じます。自分自身にあまり期待できなくなってきたので、厳しいだろうなと思う環境にいてもめげていないその瞳に心動かされることも多いです。彼らは少なくとも飼いならされた人間にはならないのだろうと思います。志しさえあれば人生何度でもやり直せます。きっとその心意気を支援する人も現れます。希望を捨てずにがんばってもらいたいと思います。
宇都宮さんはきっと母子家庭の人間から年貢を取り立てたりはしないだろうと思います。自分が宇都宮さんのように行動できるか問うと、正直自身がありません。確信もありません。でもあの子供たちにしわ寄せが行くかもと思うと、やはりそういうことはしてはいけないのだろうと思います。ありふれた結論ですが、希望は子供たちにあります。問題は自分たちの世代が何をできるかということではないかと感じました。そのためにも大人は賢くないといけないのでしょうね。ずる賢いは駄目ですけど。
都知事としては石原より猪瀬の方がましだった。たった5000万円のことで猪瀬が躓いたのは、都民にとって、国にとって不幸だった。結果として選挙と言う無駄な費用が生じるからだ。都知事なんてものは、いくら東京都が大きくても国政に関係なく、国民一般としてはどうでもいい。都知事と言えども、お笑い番組のMC程度の存在。できるだけ、騒ぎを起こさない人であればよい。石原の最大の欠点はbig mouthであり、中国も欲しくなかった日中のごたごたを起こした張本人である。私は都民でないから投票はしないが、個人的には今回の候補の中では舛添要一しかいないと思っている。舛添氏が何回離婚しようが、どんな個人的な問題を抱えていようが、それは都知事としての責任や能力とは無関係。どうせ大した仕事があるわけじゃなし。それならだれでも良いかと言えば泡沫候補や、焼き物しか興味ない殿様や、単細胞軍人上がりは困る。弁護士以外の経験の無い人物よりは厚生大臣をやった経験のある、プロの政治家の方が安全。
(ID:18367902)
直接関係ないが、都知事選妨害が酷いので、コメントします。
大阪橋下市長が出直し選挙をするという、主旨も良く理解できないが、何で今この時期にという疑問符がつく。マスコミはこの話題で持ちきりである。都知事選挙隠しとも読み取れる。選挙は民主主義の基本だなどと、およそ弁護士らしからぬ発言をしている。読売でも多数決は民主主義の基本だといっていたが、マスコミも弁護士も民主主義を良く理解せず、何かよいイメージを演出する言葉として利用しているに過ぎない。多数決、選挙は、全体主義国家でも、共産主義国家でも、社会主義国家でも行なっている政治的儀式に過ぎない。
自民、民主とも大義の選挙に付き合う気がないようであり、公明党も市民に何を求めているか明確でなく、戸惑ってしまうだろうといっています。既に賞味期限が切れ始めており、何とか再浮上しようといがいているとしか見えない。人間力が増していれば、まだしも、安倍総理類似の自己顕示欲のみでは、いくらなんでも、大義もなく税金を無駄遣いされては、計算高い大阪人のこと惨めな結果に終わってしまう。幸い自民、民主が付き合わなくては、評価が上がるという人もいるが、普通の判断では、年貢の納め時になる可能性も高い。