官僚トップは、事務担当官房副長官、各省事務次官、特に旧大蔵・通産省、旧内務省系(厚生省、自治省、警察庁)等が重要な位置を占めている。
たまたまこのクラスの話を聞く機会があった。彼の認識を記しておきたい。驚くほど私の認識と同じだ。ある時期下記のような人が日本の中枢にいたのです。どうしてこの考えが今日の日本の中枢から消えたか真剣に考える必要がある。
・自分は内政の専門である、しかし、仕事を行っていく上で自然と外交の知識も得てきた。
・米国は一頃より力が落ちている。
・中国は大変な勢いで力をつけてきている。
・ 自分は中国との関係が長いが、彼らの考え方、発言の仕方は急速に変わってきている。
 20年位前は戦後経済発展をした日本に尊敬の念と敬意を持って接していたと思う。  しかし、最近の中国の指導者たちは、自分達が国際社会で大きな存在になっているという意識を持って発言してきたことを痛感している。
・米国の中