妹の夫、高校・大学を通じての知り合いの夫人が両方共、先月食道がんと乳がんで亡くなり、私自身、ガンで胃を失い、定年になってから20年以上経っている身ですから、件の本に関しては、孫崎氏から聞いた範囲内では、感心することはなく、なぜそんな内容の本が評判になるの、と思うのみです。今の世の中、がんによる死亡は全く珍しくありません。とすると、物語の主人公はやはり死にかけている女性に対して何らかの特殊な感情を持っているケースとしか考えようがありません。しかし、男女の間の恋愛感情など、これも全く掃いて捨てるほどの存在です。また、死そのものについては、養老孟司氏は「人間は死なない、なぜならば死亡後に自分の死を確認することはできないから」という意味のことを言っています。
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孫崎享チャンネル
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妹の夫、高校・大学を通じての知り合いの夫人が両方共、先月食道がんと乳がんで亡くなり、私自身、ガンで胃を失い、定年になってから20年以上経っている身ですから、件の本に関しては、孫崎氏から聞いた範囲内では、感心することはなく、なぜそんな内容の本が評判になるの、と思うのみです。今の世の中、がんによる死亡は全く珍しくありません。とすると、物語の主人公はやはり死にかけている女性に対して何らかの特殊な感情を持っているケースとしか考えようがありません。しかし、男女の間の恋愛感情など、これも全く掃いて捨てるほどの存在です。また、死そのものについては、養老孟司氏は「人間は死なない、なぜならば死亡後に自分の死を確認することはできないから」という意味のことを言っています。