中庸左派 のコメント

この韓国の政変は、西側政治、西側が標榜する“自由民主主義“の行き詰まりの一環ではないか、と考えている。つまり、欧州でのEUエリート支配の凋落=“右派“政党の台頭、アメリカ帝国におけるトランプ政権2.0の誕生という潮流に続くものではないか?

尹政権は日米協調路線であった。特に現バイデン政権はグローバリスト、DSの傀儡と見られている。ここで、アメリカ帝国単独覇権主義をグローバリズムと定義する。その論理と行動は、自由民主主義を僭称しながら、その実、戦争輸出や「カラー革命」をしかけて、世界をグローバルな「リベラル全体主義」に統一しようする。そして勢力の系譜、それが尹政権と見ることが出きるのではないか?

実際、野党を北朝鮮との共謀勢力と非難し、民主主義を実現するために戒厳令を発した尹政権は、まさにグローバリズムによる「リベラル全体主義」そのものではなかったか?

しかも、戒厳令発令にあたって、北朝鮮からの攻撃を口実にしようとしていたという説がある。まさに戦争を道具にしながら、戒厳令という文字通りの全体主義を貫徹しようとした。

https://x.com/BluRoofPolitics/status/1866502719584039331?t=gV_Bu5OwO-yeuoRevP9UcQ&s=19

次期トランプ政権は北朝鮮との和解も期待される。尹政権が崩壊した今、韓国野党は北朝鮮との関係を重視する立場という。韓国の政治的潮流は北朝鮮との緊張緩和に向かうのではないか?期待したい。

日本は、未だに徴用工問題や慰安婦問題等、戦争責任の問題のみから韓国との関係を見るという視野狭窄に陥っていないか?その点では、確かに尹政権は、日本に都合がよい政権だった。しかし、今や戦後80年になるのである。日本は戦争責任を忘れるべきではないが、戦争責任問題の解決はあくまで交渉や政治的解決をするほかない。

最大の課題は、朝鮮半島の緊張緩和である。今、そのチャンスが来ているのではないか?日本もその潮流に乗るべきではないか?

No.6 4時間前

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