具体的事実をどのように見るかによって、右翼とか左翼と見ることが妥当かどうかが問われている。
リベラルを自称する人たちが、不思議なのは、普遍的絶対的な人権を具体的事実関係ではマイノリティを重視するからマジョリティ無視の傾向が出てくる。普遍的人権にマジョリティもマイノリティもないことが分かっていないともいえる。

米国のこのDSとか靖国参拝、台湾有事を是認すれば右翼とみなし、LGBTとか選択的夫婦別姓を是認すれば左翼とみなす一元的傾向を否定できない。共に共存するものであるということが分かっていないのです。

どのような人でも保守的でありリベラル的である。一つの思想信条に固定化できない。固定化できないことを固定しようとすると今回のような議論が出てくる。世の中のことは固定化できず流動化すると見ている私にとっては何も特別なこととしてとらえることはない。共和党も民主党と同じように世の中をよくしていこうということでは違うところはないと合点できるのです。