りゃん のコメント

24日に開催ということであれば、もう会議は終了しているのかもしれない。

わたしがこういう会議で孫崎さんに期待するのは、第一に、孫崎さんの持論である「尖閣棚上げ論
」を社会科学院の官僚学者と議論していただきたいということだ。(中共は国として「尖閣は中共領」という
立場であり、社会科学院の官僚学者に言論の自由はないであろう)。
テーマが「世界統治と大国の責任」ということであれば、テーマにもかなう話題にちがいない。

この件はいままでも時折り書いてきたが、「尖閣棚上げ論」はことの性質上、日中双方が
理解しなければならない。孫崎さんは、日本側では「尖閣棚上げ論」のもっとも有名な論客として、
日本人の考え方に大きな影響を及ぼしてきた。その十分の一でも中共側に影響を与えるための、
努力すらしないのであれば、単に、日本側の領有意欲を削ぐために立論したとしか言えないだろう。

ぜひとも議論をおこないその様子を報告していただきたい。

いつもであればこのくらいなのだが、今回はもうふたつ議論していただきたい(いただきたかった)。

二番目は、駐日中共大使が「日本人を火の中に叩き込む」と言ったことに、孫崎さんが同調した件だ。(少なくともこのブログの記事では)。
これはまさに、いまイスラエルがやっていることと同列だが、孫崎さんも社会科学院の官僚学者も
それを是とするのか。この件のほうが優先だな、今は。

三番目は、タイムリーな話題として、北朝鮮の「派兵」の件だ。昨日、米国が3000人規模の「派兵」を
確認しており、もはや間違いないであろう(ただし、ロシア兵に偽装する様子が
みられており、なんとも卑小で堂々としない「派兵」だ)。

中共は、実はいま現在でも「中国は国際法の原則に基づき、全ての国の主権と領土の一体性は尊重されなければならないとの立場を堅持している。中国はロシアによるクリミア半島やウクライナ東・南部4州の併合を認めたことはない」
という立場だ。(これは、中共の台湾領有権主張とダイレクトに関係があり、曲げることはできないとみられる)。

そういう中共からみて、北朝鮮の「派兵」をどう考えるのか、ぜひ議論してその様子を教えていただきたいものだ。

No.9 1ヶ月前

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