ガザでの戦争に関しては、イスラエル軍にとって、未だに3つの課題が残されたままだ。 ①ハマス壊滅(及びイスラエル傀儡政権の確立)②イスラエル北部、南部の避難住民の帰還、つまりはイスラエル住民の安全③人質の救出 https://www.timesofisrael.com/israels-major-ground-war-in-gaza-is-over-the-state-of-war-inflicted-by-hamas-is-not/ シオニスト、ネタニヤフの意図はガザ地区とヨルダン側西岸地区からパレスチナ人を追い出し、民族浄化した上でシオニスト国家を完成することなのだろう。しかし、現状は惨憺たる大虐殺と荒涼たる瓦礫の山だけだ。 そして、もはやイスラエル人の悲劇の物語に真剣に耳を傾けなくなるだろう。世界中がナチスとシオニズムの行動における本質には大差ないことを目の当たりにしたから。 イスラエルは今後どう勝利を再定義しようと、パレスチナ虐殺の事実は世界史に記録される。 さて、そんなイスラエルを支援し、世界中からダブルスタンダードぶりを非難され、信用失墜著しいのがアメリカ帝国だ。国務長官ブリンケンは、止せばよいのに、自らのユダヤ人としての出自をアピールし、シオニストに連帯を表明してきた。 さて、このブリンケン。「彼の親戚、曽祖父はユダヤ人のポグロムのためにロシアから逃げてきた」そうである。 なるほど、曽祖父はポグロムの被害者?で、どこから逃げてきた、と? 「彼はポルタヴァ地方のどこかで生まれましたが、キエフに移り住み、この街から逃げてきました。」 え?キエフ、それって、今のウクライナだろーが、ってハナシ。 https://tass.com/politics/1746615 そして、この件に関して、プーチン氏は皮肉たっぷりに次のように語っている。 -----------引用ここから------------- 「疑問が生じる。ブリンケン氏は本当にキエフとその周辺地域をロシアの伝統的な領土と見なしているのだろうか?」 プーチン大統領は、ブリンケン氏がそのような発言をすることで「少なくとも、ブリンケン氏の曽祖父がキエフから米国に向けて出発した年である1904年にはウクライナは存在しなかったことを示していると考えている。なぜなら、ブリンケン氏はロシアから逃亡したと言っているからだ」としている。 プーチン大統領は「どう見てもブリンケン氏は我々の男だ。だが彼はこの種の公の場で発言すべきではない。それは(彼の)失敗につながるかもしれない」と警告した。 -----------引用ここまで------------- 要するにポグロムをやってたのはウクライナ人だった、ということ。ブリンケンの語るポグロム被害は、加害者であるウクライナ人を図らずも傍証している。 ウクライナにネオナチ、過激な民族主義者がいるのは歴史的事実だ。ステパーン・バンデーラはナチスの協力者であったことは、今や有名なハナシだ。 それと、再度引用するが、以下はロシアによる特別軍事作戦前の次の記事。 「ウクライナはホロコーストの舞台になる一方、一部の民族主義者がユダヤ人迫害に協力した側面もある。」 https://www.tokyo-np.co.jp/article/45135 やたらとポグロムがどーの、こーのいうのがいたが、なんのことはない、ウクライナ人やウクライナ民族主義者がユダヤ人を迫害していたわけだ。 だから、ポグロムをダシにしてロシアを悪魔化する一方、ウクライナガンバレーを言うことが、いかに漫画的で滑稽なことか、よく分かるだろう。ポグロムを糾弾するなら、ステパーン・バンデーラらのユダヤ人迫害やウクライナ民族主義者、ネオナチを同様に糾弾しないと辻褄があわない。 ポグロムのみを取り上げ、ロシアを悪魔化する行為は偏向しているし、薄っぺらい。
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ガザでの戦争に関しては、イスラエル軍にとって、未だに3つの課題が残されたままだ。
①ハマス壊滅(及びイスラエル傀儡政権の確立)②イスラエル北部、南部の避難住民の帰還、つまりはイスラエル住民の安全③人質の救出
https://www.timesofisrael.com/israels-major-ground-war-in-gaza-is-over-the-state-of-war-inflicted-by-hamas-is-not/
シオニスト、ネタニヤフの意図はガザ地区とヨルダン側西岸地区からパレスチナ人を追い出し、民族浄化した上でシオニスト国家を完成することなのだろう。しかし、現状は惨憺たる大虐殺と荒涼たる瓦礫の山だけだ。
そして、もはやイスラエル人の悲劇の物語に真剣に耳を傾けなくなるだろう。世界中がナチスとシオニズムの行動における本質には大差ないことを目の当たりにしたから。
イスラエルは今後どう勝利を再定義しようと、パレスチナ虐殺の事実は世界史に記録される。
さて、そんなイスラエルを支援し、世界中からダブルスタンダードぶりを非難され、信用失墜著しいのがアメリカ帝国だ。国務長官ブリンケンは、止せばよいのに、自らのユダヤ人としての出自をアピールし、シオニストに連帯を表明してきた。
さて、このブリンケン。「彼の親戚、曽祖父はユダヤ人のポグロムのためにロシアから逃げてきた」そうである。
なるほど、曽祖父はポグロムの被害者?で、どこから逃げてきた、と?
「彼はポルタヴァ地方のどこかで生まれましたが、キエフに移り住み、この街から逃げてきました。」
え?キエフ、それって、今のウクライナだろーが、ってハナシ。
https://tass.com/politics/1746615
そして、この件に関して、プーチン氏は皮肉たっぷりに次のように語っている。
-----------引用ここから-------------
「疑問が生じる。ブリンケン氏は本当にキエフとその周辺地域をロシアの伝統的な領土と見なしているのだろうか?」
プーチン大統領は、ブリンケン氏がそのような発言をすることで「少なくとも、ブリンケン氏の曽祖父がキエフから米国に向けて出発した年である1904年にはウクライナは存在しなかったことを示していると考えている。なぜなら、ブリンケン氏はロシアから逃亡したと言っているからだ」としている。
プーチン大統領は「どう見てもブリンケン氏は我々の男だ。だが彼はこの種の公の場で発言すべきではない。それは(彼の)失敗につながるかもしれない」と警告した。
-----------引用ここまで-------------
要するにポグロムをやってたのはウクライナ人だった、ということ。ブリンケンの語るポグロム被害は、加害者であるウクライナ人を図らずも傍証している。
ウクライナにネオナチ、過激な民族主義者がいるのは歴史的事実だ。ステパーン・バンデーラはナチスの協力者であったことは、今や有名なハナシだ。
それと、再度引用するが、以下はロシアによる特別軍事作戦前の次の記事。
「ウクライナはホロコーストの舞台になる一方、一部の民族主義者がユダヤ人迫害に協力した側面もある。」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/45135
やたらとポグロムがどーの、こーのいうのがいたが、なんのことはない、ウクライナ人やウクライナ民族主義者がユダヤ人を迫害していたわけだ。
だから、ポグロムをダシにしてロシアを悪魔化する一方、ウクライナガンバレーを言うことが、いかに漫画的で滑稽なことか、よく分かるだろう。ポグロムを糾弾するなら、ステパーン・バンデーラらのユダヤ人迫害やウクライナ民族主義者、ネオナチを同様に糾弾しないと辻褄があわない。
ポグロムのみを取り上げ、ロシアを悪魔化する行為は偏向しているし、薄っぺらい。