私のパースペクティブは次のようなことなんです。 ウクライナ戦争もイスラエル戦争もウクライナ国の対露、イスラエル国の対ハマスといった図式の戦争ではなく、米国が過去にコミットした朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラク戦争、アフガン戦争と全く同質のものであるということです。従って、その実像は米国がロシアとムスリム共同社会を同時に敵にしてウクライナ東部およびガーザで戦争を始めたということです。 ロシアとムスリム共同社会は共に米帝の衰亡を視野に入れてます。従って、両陣営ともに選択する戦術は持久戦です。ロシアは武力に長けてますからやられたら倍返しのデフェンスに徹します。ムスリム共同社会は、これといった武力が無いので、ゲリラで対応します。 両陣営への支援は非米グループからのものが期待出来ますので、米国としては穏やかにはなれないでしょう。さりとて、米大統領がヒットラーや東条みたいに振る舞っても勝てないのは明らかなのです。 明後日、岸田氏がバイデンに会うのですが、ウクライナへの自衛隊派遣がバイデンによって要請されるでしょう。
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孫崎享チャンネル
(ID:19005377)
私のパースペクティブは次のようなことなんです。
ウクライナ戦争もイスラエル戦争もウクライナ国の対露、イスラエル国の対ハマスといった図式の戦争ではなく、米国が過去にコミットした朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラク戦争、アフガン戦争と全く同質のものであるということです。従って、その実像は米国がロシアとムスリム共同社会を同時に敵にしてウクライナ東部およびガーザで戦争を始めたということです。
ロシアとムスリム共同社会は共に米帝の衰亡を視野に入れてます。従って、両陣営ともに選択する戦術は持久戦です。ロシアは武力に長けてますからやられたら倍返しのデフェンスに徹します。ムスリム共同社会は、これといった武力が無いので、ゲリラで対応します。
両陣営への支援は非米グループからのものが期待出来ますので、米国としては穏やかにはなれないでしょう。さりとて、米大統領がヒットラーや東条みたいに振る舞っても勝てないのは明らかなのです。
明後日、岸田氏がバイデンに会うのですが、ウクライナへの自衛隊派遣がバイデンによって要請されるでしょう。