「国際情勢の変化」は不可避です。中露を軸として地球が回転し始めるのです。その証拠の一つがご提供のG7のGDPがcIAの統計で非G7上位7か国のそれより圧倒的に小さくなっていることです。非G7上位7か国は今後の経済成長率に於いても明るい見通しですから10年もすればG7は過去のものになってしまうでしょう。 更にもう一つ忘れてはなりません。ドルの信認低下です。昨日、朝日が珍しくドル離れの傾向について小さい記事を出しました。中国を始めとする非G7国の中銀のみならず民間も金買に動き始めているのです。米国はこの20年ドルを増刷しながら一方で金価格を低位に封じ込めるギミックを駆使し市場をコントロールして来ましたが、維持できなくなってきたのです。 1972年にニクソン大統領はドルの金リンクを廃止し、ドルの暴落を放置しましたが、今回は金買に追い込まれ、金の暴騰は避けられないのです。パックスアメリカーナは間違いなく金暴騰で崩壊します。 日米安保条約はパックスアメリカーナの崩壊で自動的に解消されるのです。
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孫崎享チャンネル
(ID:19005377)
「国際情勢の変化」は不可避です。中露を軸として地球が回転し始めるのです。その証拠の一つがご提供のG7のGDPがcIAの統計で非G7上位7か国のそれより圧倒的に小さくなっていることです。非G7上位7か国は今後の経済成長率に於いても明るい見通しですから10年もすればG7は過去のものになってしまうでしょう。
更にもう一つ忘れてはなりません。ドルの信認低下です。昨日、朝日が珍しくドル離れの傾向について小さい記事を出しました。中国を始めとする非G7国の中銀のみならず民間も金買に動き始めているのです。米国はこの20年ドルを増刷しながら一方で金価格を低位に封じ込めるギミックを駆使し市場をコントロールして来ましたが、維持できなくなってきたのです。
1972年にニクソン大統領はドルの金リンクを廃止し、ドルの暴落を放置しましたが、今回は金買に追い込まれ、金の暴騰は避けられないのです。パックスアメリカーナは間違いなく金暴騰で崩壊します。
日米安保条約はパックスアメリカーナの崩壊で自動的に解消されるのです。