p_f のコメント

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議長、

安全保障理事会は一貫して、加盟国の大使館及び領事館に対する暴力的襲撃を明確に非難してきた。

安保理は常に、動機や加害者に拘わらず、このような非難されるべき行為は正当化できないことを再確認してきた。

地域の緊張を高め、他国を巻き込んだ更なる紛争を引き起こす可能性があるこの非難すべき行為の重大な影響を考慮し、我々は安全保障理事会に対し、この不当な犯罪行為とテロ攻撃を厳しく非難するよう求める。

議長、

イスラエルが現在も続けている不安定で無責任な行動と、この地域の国々に対する残虐行為が、地域と国際の平和と安全に対する真の脅威であることは、今や明白だ。

この政権は一貫して、国際法、国連憲章、人道及び人権の原則を無視してきた。

イスラエルの意図は明白だ―責任を回避しながら紛争をエスカレートさせ、永続させることだ。

イスラエルは民間人を殺すことに何らレッドラインなどなく、飢餓さえも戦争手段として用いた。

その最大の関心事は、アパルトヘイト政策、民族浄化、大量虐殺行為、そしてガザにおける軍事的目的を何としても推進するための不法な武力行使である。

安保理理事国からの再三の要請にも拘わらず、イスラエルはガザの無防備な人々に対する残虐で大量虐殺的な行為を続けている。

また、国際的な圧力や停戦を求める国連安保理決議にも拘わらず、イスラエルはこれらの決議に反抗している。むしろ、国際的な法的義務を顧みることなく、より残虐な犯罪に焦点を当てている。

まさに今日、この政権はガザでワールド・セントラル・キッチンからの支援者たちを激しく攻撃し、殺害した。事務次長が強調したように「彼らは英雄だった。飢えた人々に食事を与えようとして殺されたのだ」

残念ながら、説明責任の欠如と安保理の無策は、イスラエル政権が野放図に侵害を続けることを助長し、勇気づけただけだ。

今こそ安保理がその責任を果たし、国際平和と安全に対する真の脅威に対処すべき時である。

イスラエルの無謀な反抗に対し、安全保障理事会は速やかにその責務を果たさなければならない。

この政権に義務を守らせるため、緊急かつ強制力のある措置をとらなければならない。

議長、

イラン・イスラム共和国はかなりの自制を保っているが、そのような我慢にも限界があることを認めることが不可欠である。

イスラエル占領政権は、その結果に対する全責任を負わなければならない。

イランは、国際法及び国連憲章に基づき、このような非難されるべき行為に断固とした対応をとる正当かつ固有の権利を留保する。

議長、

米英の代表はまたしても、シリアとその周辺地域の現状について、イランを非難することで米英の責任を否定しようとした。

イランはこれらの申し立てを強く拒否する。イランは、この地域における紛争の波及を助長しようとは決して考えていないし、緊張をエスカレートさせ、地域全体に広げようともしていない。

地域の緊張が波及することに懸念を表明しているにも拘わらず、米国はシリアと地域を不安定化させるために状況を悪用しようとしている。

米国は、イスラエル政権が犯した全ての犯罪に責任がある。

ガザでの野蛮な虐殺行為は、米国の明確な同意と包括的な政治的、財政的、軍事的支援、そして協力関係がなければ起こり得なかった。

皮肉なことに、米国はガザの市民を守ると豪語し、人道法違反への懸念も表明しているが、同時に、安保理がガザでの戦争を止めるための緊急かつ適切な行動をとるのを半年以上も妨害してきた。

もし米国が本当に民間人を大切にし、人道的な国際法を守るのであれば、イランを非難することを控え、代わりにイスラエル政権に停戦を求める国連安保理決議の履行を迫るべきだ。

英国の疑惑については、他者に責任を転嫁するのではなく、英国は自らの過ちを直視し、この地域の人々に悪影響を及ぼしている有害な政策を是正すべきである。

70年以上続くパレスチナ人の長年の苦しみは、英国の植民地政策に直接遡ることができる。

議長に感謝申し上げる。

No.5 6ヶ月前

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