私は２０１３年のウクライナ騒動をワッチしてきましたが、この騒動を当時からファナテイックに進めて来たプロジェクト・リーダーが泣く子も黙るネオコンのヌランド女史です。女の人も怖いです。彼女はヒットラー顔負けです。彼女はNATO軍に出動要請をもしてるわけです。この女史がつい先日解任されました。NATO軍出動の決意をカモフラージュする為のものか、米国の主流の思惑から大きく跳ね上がっていたので解任したのかいまのところ分かりません。

私は米国の支配層の有力部分が停戦に大きく傾いているという雰囲気をこのところ感じ取っています。その一つは、トランプ、ロバートケネデイージュニアがウクライナ戦争を批判し、米国民の支持を勝ち取っているし、二つ目は、ギャラップ系の組織がウクライナでウクライナ人に世論調査していることから、です。

プーチンは今回の戦争を内乱だと言ってます。と言っても、米国の南北戦争のそれではなく、ロシア語を話す人達のロシア共和国への編入です。南北戦争は南部の黒人を東部の労働者へ編入する戦いですから、それとは違うし、幕府軍と薩長土肥の戦いとも違います。プーチンはウクライナを中立にしたいだけです。

それ以外の選択肢としては、NATO軍がロシアと戦争する。EUがナチス色を濃厚にしてますから、あり得ます。ただ、ワルシャワ、パリ、ベルリン、ローマが戦火に見舞われるのですから、ポーランド人、ドイツ人、フランス人、イタリア人にその度胸があるとは思えません、