中庸左派 のコメント

 一種のマンガ的事態だろう。だが、こんなあからさまに不自然なハナシも、主流権威筋メディアはサラッと、どうでもよい記事であるかの書きぶり。

https://mainichi.jp/articles/20240212/k00/00m/030/100000c

「バイデン氏「2期目務められぬ」86% 高齢不安根強く 世論調査」

 毎日の書きぶりが、あまりに淡々とし過ぎでコワイ。私は、社説か、論評かなにかで、もうチョット、ホントにバイデンは大丈夫なのか?みたいな危険視をすべきところではないか、と思うのだが。なにしろ、核兵器使用の最終判断を行うヒトが、「記憶力の悪い老人」って?

 ホントに、主流権威筋メディアはおかしい。アメリカ帝国の民主党寄りの司法当局は、ゾンザイな言い方を許していただくなら、バイデンの訴追について、「ボケてるだけで、悪意はないから、お目溢しでヨシッ!」みたいなカンジだろうか?

 ご都合主義のコントは、何でもアリ!ということなのだろうが、笑えない。シャレにもなんにもならない。

 一方、トランプの発言を、毎日が伝えている。さも問題発言であるかのようだ。

https://mainichi.jp/articles/20240212/k00/00m/030/099000c

https://mainichi.jp/articles/20240212/k00/00m/030/023000c

「トランプ氏は大統領在任中、「米国は同盟国の防衛のために過大な負担をしている」と主張し、NATO加盟国にも負担増を迫っていた。10日の演説によると、NATO加盟国の「大国の大統領」から「我々が軍事費を増やさず、ロシアに攻撃された場合に守ってくれるのか」と質問された際、米国が集団的自衛権を行使して防衛することを否定し、「あなた方は(軍事費を)支払わないといけない」と強調したという。」

 この部分だけ、切り取って判断するなら、ある意味で、トランプが横暴なことを言っているようにも見える。ジブン達で軍事費を増やして、ジブン達で防衛せよ、と。

 しかし、現実に起こっている事態は、現状ではNATO加盟国ですらないウクライナに対して、湯水のように資金と武器支援を行い、ウクライナ人をけしかけて戦争をさせている。ウクライナ人を死に追いやり、国家破綻に追いやっている。そんな醜悪な姿がNATOそのものだ。

 アメリカ帝国NATOは、戦争屋そのものではないか?

 その意味では、トランプは戦争屋にはカネを出さない、と言っているに等しい。トランプのほうがマシである。

 だが、主流権威筋メディアからは、そのようなニュアンスはまったく伝えられない。主流権威筋メディアは、逆に戦争屋の傀儡で、認知機能に難のあるバイデンのほうが、トランプよりマシみたいな描き方である。正邪がアベコベになるメディアの問題にB層は鈍感すぎる。それも大きな問題である。

No.7 9ヶ月前

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