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CGTN 26-Jan-2018

「中国製造2025」に向けた課題
https://news.cgtn.com/news/3141544f7a677a6333566d54/index.html

CGTN記者 Xu Xinchen記

中国の内閣である国務院が2015年に発表した「中国製造2025」戦略は、中国が大規模製造業から競争力のあるグローバル・プレーヤーへの移行を迅速に進めることを目的としている。

それから2年、国務院によって組織されたシンクタンクである国家製造業諮問委員会(NMAC)は、同国の「中国製造2025」戦略の進捗状況を評価する暫定報告書を発表し、2025年までに中国が自国で開発した通信技術、鉄道、電力システムによってこれらの産業を支配すると予想している。

しかし、頂点への道に凸凹がないわけではない。同計画で焦点となっている10の主要部門には多くの課題が残されている。

国家製造業戦略諮問委員会のQu Xianming委員によると、10の主要部門それぞれの発展はアンバランスだという。

「例えば、2025年においても必要とされる集積回路の半分は輸入する必要があると推定されている。中国の高速鉄道システムはかなり進んでいるが、例えば米国への技術輸出にはまだ課題がある。我々の高速鉄道は昼間に走っているが、夜間に多くのメンテナンス作業が必要だ。それは米国のような国では現実的ではない」とQu氏は言う。

更に、ファーウェイやZTEのような中国の携帯電話メーカーは海外に進出しているものの、OSやマイクロチップなど、海外の技術に大きく依存している。
人工知能やビッグデータなどの新技術が成熟し、世界の製造業を取り巻く環境も変化している。諮問委員会は、中国の製造業はこれらのイノベーションを活用すべきだとしている。

2025年に向けた中国の野心的な目標を達成するためには、3つの危機的状況を克服する必要がある。

「第一に、核となる技術や機械の多くはまだ他国に支配されている。第二に、世界のサプライチェーンにおいて、我々はまだ中位から下位に位置している。そして第三に、競争は依然として熾烈であり、我々はリーディング・プレーヤーを追いかけると同時に、他の新興プレーヤーからも追いかけられている」と中国工業情報化部のXin Guobin副部長は述べた。

No.9 9ヶ月前

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