RT 29 Jan, 2024

イラン、ヨルダンでの米兵死亡をイランの仕業とする説を否定
https://www.rt.com/news/591433-iran-denies-us-attack/

イランは米軍基地へのドローン攻撃から距離を置いている－

ヨルダンの米軍基地に対する無人機攻撃で、3人の軍人が死亡、30人以上が負傷したが、テヘランは関与していないと、イラン外務省のナセル・カナニ報道官が月曜日に述べた。

イラクのイスラム抵抗勢力（イスラム教シーア派民兵の傘下組織）は、ヨルダンとシリアの国境からそう遠くない、タワー22として知られる前哨基地への攻撃で犯行声明を出した。

ジョー・バイデン大統領は、この攻撃は「イランが支援する過激派グループ」によるものだと述べ、多くの米国人政治家はテヘランを直接非難した。英国のキャメロン外相も同様にイランを指弾し、「この地域で対立を激化させないよう」促した。

「以前にもはっきり述べたように、この地域の抵抗勢力は戦争犯罪と大量虐殺に対抗している」とカナニ氏は語った。「彼らはイラン・イスラム共和国から命令を受けているわけではない。これらのグループは、独自の原則と優先順位、そして国と国民の利益に基づいて決定し、行動している」

バイデンは、米国人の死への返報を約束した。「我々は、我々が選んだ時と方法で、全ての責任者の責任を追及する」と彼は声明で述べた。

ヨルダンでの攻撃は、この地域のシーア派グループがパレスチナ人との連帯を表明し、イスラエルのガザ攻撃を止めるよう要求しているときに起こった。レバノンのヒズボラはイスラエルに向けてロケット弾や迫撃砲を繰り返し発射し、イエメンのフーシ派は紅海を航行する商船に向けてミサイルや無人機を発射した。

米国と英国は1月12日、国際海運を守る必要があるとして、イエメンのフーシ派の標的への空爆を開始した。水曜日、米軍はイラク西部のカタイブ・ヒズボラに関連する3つの拠点に対して空爆を行った。カタイブ・ヒズボラはイラクとシリアの米軍拠点に対する攻撃で犯行声明を出している。