米帝国はシリア、ヨルダン、イラク、サウジが国境を交差させる言わば４角地帯を不法占拠し、世界中からマーセナリ（金次第のテロ請負人）をリクルートし、ISIS等の構成員を訓練していると同時に空軍基地をも建設しそれだけで済まずイラクの原油を盗掘し横流しし利益を上げて中東全体の安全を危うくしているのです。それはあたかも１９世紀半ばにメキシコからテキサスを奪った貪欲な動機と同じものだから、中東全体に潜むジハードの憤怒は燃え上がるばかりなのです。当然、ジハードの大義に燃える若者は日に日に増えていき中東全体に広がり、安価で手に入るドローンを使っての米軍基地をターゲットにするゲリラ活動は米国の出方次第で活発化することでしょう。その軍資金は周辺諸国から地下ルートを使ってゲリラの手に亘るでしょう。

バイデンは選挙を控え神経質になっておりイランが敵だと気負い立っているが、イランを爆撃する事態になれば、当然イランは本気になり上記４角地帯を狙ってロシアから輸入した最新鋭のミサイルを撃ち込み一挙に不法占拠施設を粉砕するでしょう。

私は中東情勢を上記のように解釈してます。