p_f のコメント

ピート・シーガーがこの曲を書いて10年余りたった頃、歌はマレーネ・ディートリッヒによって有名になったと語っていた。曰く、「彼女は元の英語以外の言葉でも歌い、それらの方がもっといい響きだとも思う。私にはできないが」

> ああ、いつになったら学ぶの?ああ、いつになったら学ぶの?

戦場カメラマン・石川文洋氏が言われた「人間は反省しない」に重なるものがある。
一方、キングストン・トリオ版の歌詞が出ていたサイトのコメント欄に次があった-

<ピート・シーガーのバージョンは更に強力だ。 また、キングストン・トリオは最後の行を「いつになったら『我々』は学ぶのか」から「いつになったら『彼ら』は学ぶのか」に変更した (または誰かが変更した)。これにより、インパクトが大幅に減少した>

ピート・シーガー自身のライブ動画では確かに「いつになったら我々は学ぶのか」と歌っていた。M.ディートリッヒは「いつになったら彼らは学ぶのか」と歌っていた。
また、上記動画でピート・シーガーは「この歌について唯一の不満は、具体性に欠けることだ。あなたが本当に話していることを抜きにして、『いつになったら我々は学ぶのか』と言うだけでは簡単過ぎる」と語っていた(と聞こえた)。

> ビートルズの価値は多分歌詞ではないのだろう。曲そのものだろう。

ビートルズに夢中になっていた頃、確かに歌詞は殆ど眼中になかったが、英語の所為だろう。英語圏では膨大なビートルズファン獲得に歌詞もかなりの比重を占めていたのでないか。たわい無い歌詞の方が多そうだが、それらが彼らの曲/コーラスで飛び抜けるように十分練られていたに違いない。

>「...それぞれの国で、国歌と同等に、ジョン・レノンの「imagine」が歌われているのを知ることができる。」

老境を迎えたラ米のとある社会派シンガーソングライターの言葉-

「音楽で世界は変えられないね、だけど僕らの歌を聴いて誰かが何かに気がつくかもしれないから歌い続けるんだよ」

No.18 10ヶ月前

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