りゃん のコメント

なんか、100冊、200冊というのに気圧されているヒトビトが見られるが、想像混じりでいいますが、それ自体は、そこまでのことでは多分ありません。文献が英米語で、受験者が英米語ネイティブ、あるいはそれに近いひとであれば。

日本で考えても、高校生までに近代文学を2、300冊以上読んでいる子は珍しくないとおもいます。もちろん博士過程にはいるとなれば、ただ読んでいるだけでは足りず、内容を細かく理解し、文学史上の位置づけや今までの議論にも通暁し、また対象も、明治以前にまでさかのぼらなければならないかもしれません。中世以前はまた別分野になるのかもですが。
それでも、ほかならぬ本人が文学を研究しようという人であれば、それほどのことではない感じがします。

むずかしいのは、自分の研究テーマを意識しつつ、自分でリストをつくり、その意義を試験管に説明するところだとおもいます。

しかしもっとも難しいのは、実際に論文を書くことです。これが書けた書けないは全然違います。

No.25 9ヶ月前

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