フレデイ タン のコメント

IMFの債務残高国際比較(対GDP比)2023年は
日本258.2%
米国122.2%
英国106.2%
となっています。

米国では2020年に133.5%に上昇し、内外から批判を受け、反省らしきものが見られるが、米国の経済学者の一部は100%を超える事そのものが危険水域に突入していることだと厳しく批判しており、根本的な財政改革に取り組まねばならない事態に突入していると主張しているのです。

日本は戦後ずっと米国の属国と見られて現在に至ってますが、財政面での属国性が顕著だと言うことで意味を成すと私は観ているのです。日本国債は世界の資本市場では取引されません。日本政府の借金は全部最終的には日銀が引き受けて来ているのです。それでも世界で円が信用を得る事が出来たのはドルの傘の下でうまく振る舞って来たからです。香港上海銀行が販売する香港ドルみたいなものと見れば分かります。

日本の宗主国の米国の財政が改革を迫られているのです。日本の財政破綻は米国の財政改革の実施によって必ず起こるのです。そういった事態にある日本がGNP2%の防衛を取り組む。狂気ですね。日本の全ての証券と預金証書が紙くずになるのですから。

No.2 12ヶ月前

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