PressTV 06 December 2023

イスラエルはガザ地区での長期戦に対処できないとIRGC長官が指摘
https://www.presstv.ir/Detail/2023/12/06/715927/Israel-can%E2%80%99t-cope-with-prolonged-military-campaign-in-Gaza-Strip,-says-IRGC-chief

イスラム革命防衛隊（IRGC）の最高司令官は、イスラエルはガザ地区のパレスチナ人に対する長期間の猛攻撃を続けるだけの体力はないと述べ、イスラエル政権の首相は個人的な利益のためだけに戦争を続けるつもりだと強調した。

ホセイン・サラミ少将は水曜日、首都テヘランのイラン外務省で開かれた集会で演説した。

ガザ占領政権は、軍事的、政治的見地から、戦争を持続的に管理することはできない、と同少将は指摘した。

サラミ氏は更に、ハマスやガザを拠点とする抵抗組織に対するイスラエルの戦争の結果、占領地の雇用の30％が失われていることを強調し、この猛攻撃がイスラエル政権の経済運営に毎日約2億6000万ドルの損害を与えていることを強調した。

IRGC長官は、ガザ戦争継続の背後にある主な理由は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の個人的利益であると述べ、イスラエルが「アル・アクサの嵐作戦」に直面して弱く屈辱的な反応を示したと指摘した。

同氏は、パレスチナの抵抗勢力は今のところ、その能力のほんの一部しか使っていないと強調した。

「シオニストと米国人は理性的に行動していない......パレスチナの世代は誰と戦うべきかを学んだ......抑圧されたパレスチナ民族は最終的な勝利を勝ち取るだろう」とサラミ氏は語った。

イスラエルは10月7日、パレスチナの抵抗運動ハマスが、パレスチナ人に対するイスラエル政権の暴力強化に対抗して、占領地に対して「アル・アクサの嵐作戦」と呼ばれる奇襲攻撃を行った後、ガザに対する戦争を開始した。

米国が支援した戦争で16,000人以上のパレスチナ人が殺され、その殆どが女性と子供だった。