「憎しみが憎しみを呼ぶ戦争」が、単純な形態から複雑な形態に変わっている。 変わり方は、双方に応援者が出て兵器など支援するので勝ち負けが出にくく、長期化することである。 A国とB国の単純な戦争であれば、兵士、兵器だけでなく国内の生活資源が枯渇するので、短期間に決着がつく。戦争による戦費も限定されたものになる。戦争しても人間のにおいがする。 A国に応援国が出るし、B国にも応援国が出ると、戦争が長引き国民の生活が圧迫され続け、双方とも国力がどんどん減っていく。喜ぶのは応援団国であり、兵器供給で潤い戦争が商売に変わっていく。人間のにおいが全くしない。 現代の戦争では好ましい戦争などなく、ロシアがウクライナを侵攻したのは大きな誤りであるが、その事例の悲惨さをどのように学習したのかハマスのテロ攻撃の無謀さは非難されても非難されても致し方ない。 イスラエルも決定的勝利を得るためには年数と国民の犠牲の山を築かなければならない。無駄な労力を重ねるのみで最悪の場合は双方とも瓦解の憂き目にあうことも覚悟しなければならないのでしょう。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
「憎しみが憎しみを呼ぶ戦争」が、単純な形態から複雑な形態に変わっている。
変わり方は、双方に応援者が出て兵器など支援するので勝ち負けが出にくく、長期化することである。
A国とB国の単純な戦争であれば、兵士、兵器だけでなく国内の生活資源が枯渇するので、短期間に決着がつく。戦争による戦費も限定されたものになる。戦争しても人間のにおいがする。
A国に応援国が出るし、B国にも応援国が出ると、戦争が長引き国民の生活が圧迫され続け、双方とも国力がどんどん減っていく。喜ぶのは応援団国であり、兵器供給で潤い戦争が商売に変わっていく。人間のにおいが全くしない。
現代の戦争では好ましい戦争などなく、ロシアがウクライナを侵攻したのは大きな誤りであるが、その事例の悲惨さをどのように学習したのかハマスのテロ攻撃の無謀さは非難されても非難されても致し方ない。
イスラエルも決定的勝利を得るためには年数と国民の犠牲の山を築かなければならない。無駄な労力を重ねるのみで最悪の場合は双方とも瓦解の憂き目にあうことも覚悟しなければならないのでしょう。