りゃん のコメント

>>19
フレデイさん、おはようございます。

1、
>>ウクライナ戦争はウクライナが民族浄化を犯したのでロシアが救済に出たと私は考えてます。

わたしはそう見ていません。
ここは議論しても結局決着つかないのですが、以前から時折指摘しているように、「民族浄化」が突然2014年頃から始まったと言うことに疑問を感じませんか?あるいは「民族浄化」といえるレベルになったのが2014年頃からだとしても、一般的なケースであれば、その「前史」というものがあるはずです。
ウクライナのロシア系住民に対して、たとえば2000ゼロ年代にそういう「前史」がありましたか?

こういうふうに考えるにつけ、全く芽も根もなかったと断定することはむずかしいけど(ただし、わたしは実はそこまで疑っています。ワグネル反乱時のプリゴジン演説をきいたあとは。)、ロシア系住民問題は、ロシアが領土獲得目的で助長し拡大させ、ときには少なくとも一部は捏造した面があるにちがいないとおもっています。


2、
>>西側のウクライナ人が国の形をどうするかについてはロシアは別に干渉しないのではないでしょうか。(以下略)

プーチン的なものが続く限り、ロシアはウクライナに干渉するとおもいますよ。もともと、ウクライナのNATO加盟は核兵器がキューバに配置されるのと同じというたとえをロシアが言っていたことを思い出してください。(フレデイさんも言っていたとおもう)。いまの占領地域が仮にロシアに併合されるとして、その西側がNATOに加盟するのでは、核兵器の問題は残るでしょ。

ですから、NATO加盟にはもちろんロシアは干渉・反対するし(米国と「密約」的なものをしたうえで「結果的に一時的に」賛成ならありうるかも)、たぶんEUにも加盟させないでしょう(中共がウクライナに進出していたことを思い出してください。一帯一路(今やポンコツですが)にとって、ウクライナは要衝なのです)。そしてこれらを手っ取り早くやるには、いまの戦争の帰趨がどうなろうと、最終的にはウクライナ全土の併合にむけて、やめたように見えても十年二十年レベルで見れば、ロシアがボロボロに衰退してもなお、戦争をやめないとおもいます。ただし、プーチン的なものが打倒されれば別です。



No.23 10ヶ月前

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