りゃん のコメント

露宇戦争については、わたしは最近はあまりコメントの必要を感じません。

以前から何度か
①戦争の帰趨にかかわらず、ロシアは衰退し、中共の臣下になっていく(おとなしくなるともおもえず、両国間のトラブルのタネになるでしょう)
②ロシアの戦争目的はウクライナ全土の属国傀儡化(あわよくば併合)であり(※)、これが不可能であることが明らになった以上、戦争目的の実現を勝利と定義するなら、ロシアの勝利はもはやない。あとは、ロシア、ウクライナ両国が自国の「勝利」をどのように定義づけるかの問題。
という趣旨を言っていますが、未だに変更の必要を感じません。

現在の戦争は、ロシアが非常に多数の犠牲を出しつつ防御している面が強い(かわいそうに、少数民族が多数プーチンのために死んでいるのでしょう)とおもいますが、ウクライナも武器供給が鈍っており、決め手にかけているとおもいます。今回の記事はウクライナが疲弊しているという内容ですが、報道は少ないものの、ロシアもかなり疲弊していることが伝わってきているとおもいます。

戦争の行方でいうと、武器、戦術ともに米国のじゅうぶんな供給さえあれば、ウクライナが侵略軍を追い出し領土を奪還できることは明らかですが、それがままならないということで、これも何ヶ月も前から同じです。(ハマスによるテロの影響が結局どうなのかは新しい材料ですが、自分にはまだよくわかりません)。

※ 孫崎さんはこの「戦争目的」には異なる見解をお持ちだろうと思います。しかし、ヒトビトのなかにもわたしのように考える方がいらっしゃるようですし、なによりも、戦争当初のロシア軍の展開、作戦行動をみていると、そのように考えるしかないとおもっています。

No.11 12ヶ月前

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