ネオコンは台湾と日本を駒にして中国大陸を攻略する戦略を胸に抱いてますから、一介の大統領の資格で中国と平和に向かう取り決めを結ぶことは出来ません。ネオコンを核にする米国は隙あらば襲ってくるハイエナみたいな陰湿性を秘めた国家ですから、中国には今後も緩むことなくデフェンス力を強化して行くしか無いのです。

私はこのプラットフォームで何度も書いてますが、米国には整った権力体系はありません。米国の賢人は少なくとも７つの権力が合衆国に存在すると云ってます。その一つがあのロバートケネデイジュニアが指摘するファイザーを代表格にする製薬カルテルです。言って見れば、米国の権力体系は統合失調症に罹患しているとも言えましょう。そのことをしっかり知っている筈の中国が律儀にバイデン及びそのスタッフらとテーブルを囲んで真面目に米国まで出かけて懸案課題を話すのに私は最高の敬意を表したい。

日本人が中国の立場であったら、さっさと中米戦争に入っているでしょう。中国は世界のリーダーシップの一角を占める夢を抱いてますから、そのような軽率な行為を選択することはなさそうですので、安心です。が、日本の嫌中が燃え上がって台湾有事と叫んで中国に突っかかる懸念は強く残っているのです。