RT 5 Oct, 2023

トランプ氏、下院議長に就任する用意あり
https://www.rt.com/news/584132-trump-considers-filling-house-speaker-role/

元大統領は、ケビン・マッカーシー氏の後任として一時的に下院議長に就任することに前向きであることを表明した－

ドナルド・トランプ前米大統領は、共和党議員が長期的な党の立法指導者に合意できるまでの間、暫定的に下院議長に就任する意向を表明した。

トランプ氏は木曜日、フォックス・ニュース・デジタルに対し、必要であれば一時的に議長を務めると語った。「議会には友人が多いので、団結のために演説を頼まれたことがある」と同氏は述べた。「もし票が集まらなかったら、（私は大統領選に出馬するので）誰か長期的な人が決まるまで、議長職を引き受けることを考えてもらえないかと言われている」

議員らは来週、ケビン・マッカーシー氏の後任を決める投票を行う予定だ。トランプ氏を選出すれば、2024年の共和党大統領候補の最有力候補として世論調査でも注目されている元大統領が、共和党が支配する議会の立法課題を担当することになる。

トランプ前大統領は、来週ワシントンを訪れ、共和党議員と会談し、下院議長選挙に打って出る可能性があると複数のメディアが報じる中、コメントを発表した。ポリティコや他のメディアは木曜日、トランプ氏が月曜日にニューハンプシャー州で、水曜日にフロリダ州で予定されている大統領選挙イベントの合間を縫って、火曜日にワシントンに立ち寄る見込みだと報じた。

米国では、下院議長が下院の選出議員でなかったことはないが、憲法は非議員の就任を禁じていない。下院議長は米国の政治システムにおいて大きな影響力を持ち、どの法案が採決にかけられるかを決定し、委員会の任務を監督する。その役割には、副大統領が、追放されたり無能になったりした最高司令官の代わりを務めることができない場合に、大統領職を引き継ぐことも含まれる。

トランプ氏は水曜日、下院議長就任を支持するソーシャルメディアの投稿を公開し、憶測の炎を燃え上がらせた。その投稿の一つには、トランプ氏が議長席の前に立ち、小槌を持っている加工された写真が掲載されていた。

前大統領はFoxに対し、下院議長に選出されることは望んでいないが、共和党議員がマッカーシー氏の後任について長期的なコンセンサスを得る時間を与えるため、30日から90日の間、同職を務めることに前向きであると語った。ジム・ジョーダン下院議員（オハイオ州選出）とスティーブ・スカリーズ下院議員（ルイジアナ州選出）は、この役職への立候補を表明している。

水曜日にニューヨークの裁判所で記者会見したトランプ氏は、マッカーシー氏の後任の可能性について質問された。「多くの人々が（議長について）私に電話をかけてきた」と同氏は述べ、「私が言えるのは、国にとって、共和党にとって最善のことを行うということだけだ」。そして、大統領選への出馬に集中していると付け加えた。