>株式の値動きと反対方向に動きやすい国債価格の指数も下落(金利は上昇)する見通しだ。インフレ再燃の懸念がくすぶるなか、世界的な景気の先行きには影が差している。 そもそも、株価と「景気」は連動していない。リストラにより労働者を解雇すれば、株価が上がる、そんな株主資本主義、一握りの大金持ち、機関投資家によるマネーゲームが金融資本主義の実態だ。要するに、株価はインチキだ。 国債にしても、国家は無限に借金を出来るというのはモラルハザードだ。国債への信認が低下すれば、金利上昇を招き、返済リスク急上昇により国家財政破綻になりかねない。 アメリカ帝国は財政赤字と金融資本による実態のないマネーゲーム経済でしかない。その意味で、こんなインチキ経済は破綻するべきなのである。 株価や国債といった債権金融資本主義のインチキから、資源や現物が経済の中心になるべきであろう。 日本の主流権威筋メディアを見ていると、世界はアメリカ帝国ら西側しか存在しないかのとざされた空間にいるような錯覚に陥る。 偏りのないバランス良い思考を養うには、外国要人やメディアの見方を収集することは、必須の素養である。 その意味で、RTやプーチン大統領の見方を知ることは、アメリカ帝国ら西側の「洗脳」を解くために必要な作法だと考えている。 https://www.rt.com/russia/582834-putin-eastern-forum-panel/ 「ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、アメリカとその同盟国は、新たなグローバル・パワー・ダイナミクスを無視することで、不注意にもその影響力を弱めている可能性があると述べた。その一例としてプーチンは、西側諸国との協調を選択した国としてウクライナを挙げ、その結果、国民が重大な結果を背負っていると指摘した。」 西側指導者、キシダあたりに、このプーチン氏にどんな反論をするか、訊いてみたいものである。 「西側諸国は自らの足を撃っている。プーチン大統領は米国とその同盟国を批判し、国際金融メカニズムを地政学的目的に悪用することで意図せず自国の利益を損なっていると主張した。 「例えば、ドルでの取引に対する制限は何をもたらすのでしょうか?すべての国が独自のツールや新しい決済システムの作成を検討しています」と彼は説明した。」 蓋し、慧眼である。これほどまでに、簡潔明瞭に西側経済の問題を指摘できる西側の指導者はいないだろう。 また、プーチン氏は西側の横暴の結果、非米側は新たな自国の国益を優先した経済関係モデルの構築に動き出したことを示唆している。 https://www.rt.com/russia/582808-west-destroying-global-economic-system-putin/ 「ロシアのプーチン大統領は火曜日、西側諸国は、自分たちが最初に築き上げた世界経済関係の既存の枠組みを破壊しようとしていると述べ、多くの国がこれに反対していると付け加えた。 ウラジオストクで開催された東方経済フォーラムの本会議で、プーチン大統領は、国際経済の風景が変わりつつあるのは、「主に西側諸国を中心とする一部の国々が、金融・貿易・経済関係のシステムを自らの手で破壊しているからだ」と述べた。 しかし、この破壊的な活動は、外部からの圧力に抵抗し、自国の国益を追求する世界中の多くの国々を巻き込んだ「真のビジネス協力」の拡大と重なると、プーチンは述べた。 「彼らは、一時的な政治的イベントではなく、自国民に直接的かつ長期的な利益をもたらす自国プロジェクトの推進を優先している」とプーチンは述べ、これが新しい国際モデルの出現につながっていると付け加えた。」 https://www.rt.com/business/583698-russia-oil-prices-fortune-trump/ 原油価格の高騰がロシア経済への追い風になっている。西側の経済政策は悉く裏目に出ている。その現実を直視することが、変貌する世界、多極化する世界を認識するための第一歩である。 最早、西側経済を象徴する株価、金融資本主義は世界経済を語るうえで、一つの要素に過ぎす、それだけで世界経済全体を見通すことは不可能になるのではないか?
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(ID:119568177)
>株式の値動きと反対方向に動きやすい国債価格の指数も下落(金利は上昇)する見通しだ。インフレ再燃の懸念がくすぶるなか、世界的な景気の先行きには影が差している。
そもそも、株価と「景気」は連動していない。リストラにより労働者を解雇すれば、株価が上がる、そんな株主資本主義、一握りの大金持ち、機関投資家によるマネーゲームが金融資本主義の実態だ。要するに、株価はインチキだ。
国債にしても、国家は無限に借金を出来るというのはモラルハザードだ。国債への信認が低下すれば、金利上昇を招き、返済リスク急上昇により国家財政破綻になりかねない。
アメリカ帝国は財政赤字と金融資本による実態のないマネーゲーム経済でしかない。その意味で、こんなインチキ経済は破綻するべきなのである。
株価や国債といった債権金融資本主義のインチキから、資源や現物が経済の中心になるべきであろう。
日本の主流権威筋メディアを見ていると、世界はアメリカ帝国ら西側しか存在しないかのとざされた空間にいるような錯覚に陥る。
偏りのないバランス良い思考を養うには、外国要人やメディアの見方を収集することは、必須の素養である。
その意味で、RTやプーチン大統領の見方を知ることは、アメリカ帝国ら西側の「洗脳」を解くために必要な作法だと考えている。
https://www.rt.com/russia/582834-putin-eastern-forum-panel/
「ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、アメリカとその同盟国は、新たなグローバル・パワー・ダイナミクスを無視することで、不注意にもその影響力を弱めている可能性があると述べた。その一例としてプーチンは、西側諸国との協調を選択した国としてウクライナを挙げ、その結果、国民が重大な結果を背負っていると指摘した。」
西側指導者、キシダあたりに、このプーチン氏にどんな反論をするか、訊いてみたいものである。
「西側諸国は自らの足を撃っている。プーチン大統領は米国とその同盟国を批判し、国際金融メカニズムを地政学的目的に悪用することで意図せず自国の利益を損なっていると主張した。
「例えば、ドルでの取引に対する制限は何をもたらすのでしょうか?すべての国が独自のツールや新しい決済システムの作成を検討しています」と彼は説明した。」
蓋し、慧眼である。これほどまでに、簡潔明瞭に西側経済の問題を指摘できる西側の指導者はいないだろう。
また、プーチン氏は西側の横暴の結果、非米側は新たな自国の国益を優先した経済関係モデルの構築に動き出したことを示唆している。
https://www.rt.com/russia/582808-west-destroying-global-economic-system-putin/
「ロシアのプーチン大統領は火曜日、西側諸国は、自分たちが最初に築き上げた世界経済関係の既存の枠組みを破壊しようとしていると述べ、多くの国がこれに反対していると付け加えた。
ウラジオストクで開催された東方経済フォーラムの本会議で、プーチン大統領は、国際経済の風景が変わりつつあるのは、「主に西側諸国を中心とする一部の国々が、金融・貿易・経済関係のシステムを自らの手で破壊しているからだ」と述べた。
しかし、この破壊的な活動は、外部からの圧力に抵抗し、自国の国益を追求する世界中の多くの国々を巻き込んだ「真のビジネス協力」の拡大と重なると、プーチンは述べた。
「彼らは、一時的な政治的イベントではなく、自国民に直接的かつ長期的な利益をもたらす自国プロジェクトの推進を優先している」とプーチンは述べ、これが新しい国際モデルの出現につながっていると付け加えた。」
https://www.rt.com/business/583698-russia-oil-prices-fortune-trump/
原油価格の高騰がロシア経済への追い風になっている。西側の経済政策は悉く裏目に出ている。その現実を直視することが、変貌する世界、多極化する世界を認識するための第一歩である。
最早、西側経済を象徴する株価、金融資本主義は世界経済を語るうえで、一つの要素に過ぎす、それだけで世界経済全体を見通すことは不可能になるのではないか?