「外交のロシアの面目」を垣間見る気がする。 ラブコフは、つい最近、「和平はできない。戦場で解決すべきだ」といっていたが、急に「ウクライナの条件では和平できないがロシアの条件をのめば和平できる」と、言い直している。 侵攻を始めたのは、ロシアであり、侵攻の理由を列記していた。侵攻正当化であり、理解はできる。 ウクライナから言えば、侵攻したのはロシアであり、ウクライナ領土から撤退しなければ戦争を止めることはできないでしょう。理解できる。 現在の段階で、双方が正当化理由を発信続けている中で、ウクライナがロシアの条件をのむ状況下にない。どちらかといえば、ロシア地上防衛線だけでなく、何重にも張り巡らしたロシア航空防衛が破綻している。このような中でロシアの条件を再提案してもウクライナに見向きされることはないのでしょう。 ラブコフ氏は最近発言されていたように、堂々と前線でウクライナと戦いその結果を受け入れるような姿勢に切り替えるべきでしょう。ときどき変化球を投げ相手を錯乱される戦術は通用しないことに気が付くべきです。 本気でウクライナと対峙して勝負すべきであり、相手の弱るのを待っている戦術は通用しない段階にある。米国世論の変化を待っているようでは、ウクライナが強くなるのを待っているようなものであり、自力でなく他力本願であり、逆にロシアの衰退しか目に浮かばない。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
「外交のロシアの面目」を垣間見る気がする。
ラブコフは、つい最近、「和平はできない。戦場で解決すべきだ」といっていたが、急に「ウクライナの条件では和平できないがロシアの条件をのめば和平できる」と、言い直している。
侵攻を始めたのは、ロシアであり、侵攻の理由を列記していた。侵攻正当化であり、理解はできる。
ウクライナから言えば、侵攻したのはロシアであり、ウクライナ領土から撤退しなければ戦争を止めることはできないでしょう。理解できる。
現在の段階で、双方が正当化理由を発信続けている中で、ウクライナがロシアの条件をのむ状況下にない。どちらかといえば、ロシア地上防衛線だけでなく、何重にも張り巡らしたロシア航空防衛が破綻している。このような中でロシアの条件を再提案してもウクライナに見向きされることはないのでしょう。
ラブコフ氏は最近発言されていたように、堂々と前線でウクライナと戦いその結果を受け入れるような姿勢に切り替えるべきでしょう。ときどき変化球を投げ相手を錯乱される戦術は通用しないことに気が付くべきです。
本気でウクライナと対峙して勝負すべきであり、相手の弱るのを待っている戦術は通用しない段階にある。米国世論の変化を待っているようでは、ウクライナが強くなるのを待っているようなものであり、自力でなく他力本願であり、逆にロシアの衰退しか目に浮かばない。