change のコメント

イコモス:神宮外苑の3000本の低木や100年の歴史ある樹木が伐採される。
事業者 :伐採される樹木は新たに植林することで、樹木の数は増える。
イコモス:新たに植林しても100年かけて作られた現在の成熟した森と同じものにはなりません。

主張の差異は、
①イコモスは現在の成熟した樹木の姿が見られなくなるし、植林しても現在と同じにはならない。
②現在と同じにはならないが、植林の数を増やし、全体の中の樹木の状況が減退すると見ていない。

真実の世界では、存在するものは、「栄枯盛衰」であり、現在「栄華」を誇っていてももいつかは「滅する」ことは人間も、植物もすべて逃れられない。

価値観において、現在を優先するか、将来を見据えてより良いものにしていくかの差なのでしょう。

イコモスは、主張するだけでなく、東京都と事業者の言い分を謙虚に聞くべきでしょう。どちらにも正当性があり、価値観の差であり、政治と同じように、いつまで話し合っても平行線であり、交わることはない。条件の話し合いはあっても、交わるには、どちらかが主張を引っ込めるしかない。

No.1 13ヶ月前

このコメントは以下の記事についています

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

孫崎享チャンネル

孫崎享チャンネル

月額
¥110  (税込)
このチャンネルの詳細