メディアも野党も、ALPSで放射能を除去した「処理水」の安全性を問題にして、30年で終わるような報道をしているが、それは現在第一原発敷地内のタンクに貯まっている水だけの話だ。メルトダウンした燃料棒(デブリ)は今も高い熱と放射線を出し続けている。これを冷却してALPSでの処理は今後も続けなくてはならないはずだ。 因みにデブリの素材はほとんどがウラン238だから放射能半減期は45億年である。それまではデブリを移動することもできないし、移動する場所もない。 チェルノブイリのような「石棺」を作るべきなのに、そうした意見を誰も言わない。1棟作るのに数億円かかるとしても、ALPSによる放射能除去を続けるよりは遙かに安いだろう。
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孫崎享チャンネル
(ID:18982160)
メディアも野党も、ALPSで放射能を除去した「処理水」の安全性を問題にして、30年で終わるような報道をしているが、それは現在第一原発敷地内のタンクに貯まっている水だけの話だ。メルトダウンした燃料棒(デブリ)は今も高い熱と放射線を出し続けている。これを冷却してALPSでの処理は今後も続けなくてはならないはずだ。
因みにデブリの素材はほとんどがウラン238だから放射能半減期は45億年である。それまではデブリを移動することもできないし、移動する場所もない。
チェルノブイリのような「石棺」を作るべきなのに、そうした意見を誰も言わない。1棟作るのに数億円かかるとしても、ALPSによる放射能除去を続けるよりは遙かに安いだろう。