ウクライナロシア戦争に対して、当初から米国民は米国の関与に賛成ではなかった。当然バイデンも距離を置いていた。 戦争がはじまると、EUが本来はウクライナ支援をどうするか決めるべきであるのに、米国に全面依存し、米国の後を追って支援しているが米国の規模に遠く及ばない。 EUの身勝手さは、フランスのマクロンに代表される。台湾問題に距離を置き、ウクライナ問題も米国に依存し主体的立場をとらない。ロシアに対する姿勢も米国任せとしか言えず、ドイツを含めEUは共同体の体をなしていない。 米国はウクライナ問題から手を引くべきだという声が米国民から出てきてもおかしくない。米国として難しいのは台湾問題を含むアジアでの紛争が米国の権益に直接的に関係が深い中で、ウクライナから手を引けば、友好同盟国から米国の姿勢をマイナス方向に判断されてしまうことでしょう。 米国の本音はアジアであり、ウクライナ問題がアジア問題に直結すれば、ことは簡単ではない。共和党も簡単に民主党の姿勢を批判できないジレンマにあるといえる。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
ウクライナロシア戦争に対して、当初から米国民は米国の関与に賛成ではなかった。当然バイデンも距離を置いていた。
戦争がはじまると、EUが本来はウクライナ支援をどうするか決めるべきであるのに、米国に全面依存し、米国の後を追って支援しているが米国の規模に遠く及ばない。
EUの身勝手さは、フランスのマクロンに代表される。台湾問題に距離を置き、ウクライナ問題も米国に依存し主体的立場をとらない。ロシアに対する姿勢も米国任せとしか言えず、ドイツを含めEUは共同体の体をなしていない。
米国はウクライナ問題から手を引くべきだという声が米国民から出てきてもおかしくない。米国として難しいのは台湾問題を含むアジアでの紛争が米国の権益に直接的に関係が深い中で、ウクライナから手を引けば、友好同盟国から米国の姿勢をマイナス方向に判断されてしまうことでしょう。
米国の本音はアジアであり、ウクライナ問題がアジア問題に直結すれば、ことは簡単ではない。共和党も簡単に民主党の姿勢を批判できないジレンマにあるといえる。