孫崎享(著者) のコメント

孫崎享 孫崎享
(著者)

changeは多分社会で貴重な役割をされてきたのだと思うが、その論を見ていると悲しくなる。常に体制側に都合のよさそうな論を見出し(必ずしもただしくない)、問題点に目をつぶる傾向をお持ちのことだ。日本は研究論文数でのかつての地位は多分世界の5番位の所にいたであろう。この当時日本の軍事費はGDP比で見れば低く、この時代の日本の研究が軍事研究と関係なく世界のトップグループにいた。今日本の研究が相対的に低下しているのは、大学全体の研究費の相対的低下、企業の研究費の低下などによるものであろう。人間の生き方の問題であるが、常に政権の側に為にする論を見つける努力をするのはいじましくもあり、かわいそうでもある。多分そう生きてこられたのだから本人は気づいておいでにならないのだろう。

No.6 16ヶ月前

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