先端技術は商業、軍事のどちらでも使用可能な「デュアルコース（両義性）」の一面があり、両方を別々に見て軍事を除外すると、論文数が他国より少なくなるのは当たり前のことである。

残念なことであるが、日本は戦争に協力した反省から日本学術会議を中心とした科学者が軍事研究に距離を置いている。

現在の世界を見ると科学技術が防衛でも経済でもコロナワクチンでも人工衛星でも軍事技術から派生した技術であり、日本学術会議の科学技術に対する姿勢変更が必要不可欠になっている。

科学技術＝国力であり日本の進むべき方向性であるが、昨年から会議は行っているが、岸田政権から軍事を含めて科学技術政策がが打ち出されていない。憲法が科学技術の発展を阻んでいるともいえる。

この問題も幾度となく採り上げられているが、日本の転落は止まらないが如くだ。
だが、「何故だ？おかしいじゃないか！」との感はまるで無し。直感的に当然の帰結と思う。

> 多くの人は日本は研究で世界のトップにいると思っている。

信じ難いが、事実なのだろう。そんなバカばりでなければ、孫崎さんが「耳タコ」論を唱え続けることも起こり得ないからだ。

> 同研究所は、日本の低迷の主な要因として研究開発費を挙げる。

これも少子化と同様、「お金の問題」が支配的とは到底思えない。
むしろ、「主な要因」は政府／文科省の有り様でないか。2004年の国立大学法人化あたりから、どんどん おかしくなっていったと察せられる。2020年には、クズカス政府はムーニーショット計画なるアホな「画餅」まで出した。
「木原問題」では警察組織の上と下の意識／モラルの乖離が浮き彫りになった。少なくとも上側は腐り切っているということだ。下側（現場）には まだ救いがある。それは昔から変わらないのだろうが、今日日、上側―エリートと言われる層―の腐敗が目に余るのは疑いの余地無しだ。これら腐ったアタマで、国の真っ当な舵取りができるのか？ ルイ25世を見よ。アレも経歴を見ればエリート中のエリートだろう。だが、税金チョロマカシのオチャラケ フランス旅行するくらいが精々の、単なる俗物であることが佐藤章氏YouTube動画でバラされた。本来、国家建設に全力を注ぐべきエリート層の実態を象徴するものだろう。
少子化、研究開発力低下、等々、今の日本が抱える問題には共通の原因があるということだ。
人間が健康を害せば、その あらゆる活動が低下する。国が「健康」を害せば、また然りである。

日本のメデイアが嫌中キャンペーンにエネルギーを注いで恥じることのなかったこの20年、日本の大学は金儲けに目を奪われ、それを良しとしてきたのです。そのメデイアは一体誰の工作を受け入れたのだろうか？大学人には大学の金儲け主義が基礎研究をおろそかにすることくらい分かっていたはずなのに全員が敢えて金儲けに走ったのは何故か？これらに対する反省が今になってもなされないし日本の言論空間からも一切聞こえて来ない。

中国の変な部分を針小棒大に映像化し記事を書きお茶の間で消費させて、「日本で生まれてよかった！」をタレントに連発させ、日本人をサイコパス的錯覚に落とし込むやり方、許せないですね。ウクライナがロシアを憎むように日本はすっかり中国を憎む国家に成り下がったのです。日本の国会議員の殆どが嫌中。こうなるともう駄目です。科学論文のランキング表なんか信じません。日本はもう既に「中国と闘うしかない」で固まってます。

中国が経済軍事科学で世界最大の強国であり日本はその足元にも及ばないことを早く教えないととんでもないことになるのは間違いありません。昨日も麻生とか言う老人が台北で気勢をあげているのです。もう手遅れだと思いますがね。

>>1
今から軍国日本ですか？財政が持ちませんよ。

>>4
追加。

あなたが何かと学術会議とか憲法のせいにするのはメデイアに毒されたサイコパス的錯覚のせいだと思います。

changeは多分社会で貴重な役割をされてきたのだと思うが、その論を見ていると悲しくなる。常に体制側に都合のよさそうな論を見出し（必ずしもただしくない）、問題点に目をつぶる傾向をお持ちのことだ。日本は研究論文数でのかつての地位は多分世界の5番位の所にいたであろう。この当時日本の軍事費はGDP比で見れば低く、この時代の日本の研究が軍事研究と関係なく世界のトップグループにいた。今日本の研究が相対的に低下しているのは、大学全体の研究費の相対的低下、企業の研究費の低下などによるものであろう。人間の生き方の問題であるが、常に政権の側に為にする論を見つける努力をするのはいじましくもあり、かわいそうでもある。多分そう生きてこられたのだから本人は気づいておいでにならないのだろう。

　こういう事実現実を目の当たりにすると、日本はホントにゆでガエルだなぁ、という感想を持たざるを得ない。

　ただ、個人的な優先順位で言うなら、私の「切り口」乃至関心事は、戦争をしない国、ということなので、所謂「国力」のような切り口から物事を考えてはいない。

　だから、日本が経済大国の位置から滑り落ちる、とか科学技術立国という看板に偽りありも実は最大の関心事ではない。

　私は、日本は戦争をしない、戦争に関わらない、戦争をしている国に仲裁に入る、そんな国であって欲しい、と常々考えている。

　それこそが、私にとっての「徳のある国」というイメージである。

　その理想と「国力」は同一線上にあるとは考えていない。

　私が考える、戦争をしない国という概念は、若者たちを大切にする国である。若者たちを戦場に送り、死を強制することはあってはならない。国を守る、という美名の下に、若者たちの命を差し出してはならない。

　我々、人生の年輪を重ねた者達の役割は、若者たちの自己実現のジャマをしないこと。彼ら彼女らの人生が開花する基盤を整えること、それに尽きる。

　そして、戦争こそは若者たちに対する最大の「疎外」要因だと考えている。

　そんな「切り口」で考えてみると、問題は「教育機関への公的支出割合、日本はワースト２位」という、若者たちの軽視である。

https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20221004-OYT1T50131/

　もう一つ脳裏をよぎることは、2000年に入ってすぐ、前半に国公立大学の法人化が行われた。これは、失敗だったのではないか。

　私の受け止め方では、国公立大学の法人化は、当時の流行であった新自由主義改革の一貫であったと認識している。要は、アメリカ帝国の差し金。

　今の国公立大学の学費は高すぎる。私立大学に至っては、貧乏人は入る必要なし、と言っているに等しい。

　学費が壁になって、優秀な人材の大学入学は阻まれていないか？私は危惧している。

　私の学生時代は、国公立大学の学費は今から見ると、タダくらいのカンジであったと思う。

　それに、爆上がりする大学学費を規制する学生運動も、今は消滅した。私の学生時代は学費値上げを、大学当局が提案しようものなら、学生活動家がこぞって、大学当局を吊し上げにしたものだ。

　今はそんな心配もなく、大学に巣食うジジイ、ババアが、好き放題学生達から搾り取れる環境ではないか。自らの保身のために。

　私はジブンたちさえ良ければよい大学人が多数いるであろうことを、この歳になると、なんとなく分かる。

　何れにせよ、若者たちを大切にするなら、結果的に「国力」はついてくるだろう。

　老い先短いジジイババアが、ジブンたちに都合良い国造りをして、若者たちを顧みないなら、経済大国も科学技術立国も看板倒れになるのは必定。

　ついでに言うと、最近、テレビでやたらと日本の素晴らしさなるものを、外国人に言わせる番組が目につく。気色悪い。私は、気持ち悪いから、スグチャンネルを変える。

　こういう点も、事実現実を見ないゆでガエル化した日本国の傍証だと考えている。

先端科学技術の民需、軍事両面から応用可能な「デュアルユース」が、安全保障分野に目を向ければ、各国との共同開発が進んでおり期待できるのではないか。岸田政権で顕著になっている。

①第6世代次期戦闘機は日米でなく日英で共同開発することが決まっている。
　完成されれば英国は欧州に販路を求め日本はASEANなどに販路を求めることになるのでしょう。
　日（レーダー）英（航空エンジン）の特色を生かした開発が想定できる。
②日米両政府が半導体先端技術協力で声明を出し次世代型開発でロードマップを作成。
③日米でバイオ技術を生かした「「創薬」や「AI」や「量子技術」などの技術協力を具体化。

安全保障分野に特化した技術の積み重ねが民需に応用され（日本は得意）再度日本の躍進が期待できるのではないか。
希望の持てる情報が出てきており日本企業活性化の起爆剤になると信じている。引用論文も増えていくのでしょう。期待したい。

孫崎さんがこのようにコメント欄で苦言を呈されるのは一度や二度でない。
それでも、流石、元外交官と思わせる最大限の抑制を効かせておられる。
だが、この反社でしかない、統一教会＝勝共連合のクズカス連中が「社会で貴重な役割をされてきた」ことなどない。真っ当な人と、真っ当なコミュニケーションが取れない者に、社会貢献など端から不可能ということだ。
先達て生放送で、視聴者の質問に答える形で「『ネトウヨ＝統一教会』ではないと思う」旨語られたが、これは、「『ノルドストリーム爆破犯＝米国』ではない」と同じことだ。
必ずしも「直結」してはいなくとも、辿って行けば統一教会に行き着くということだ。つまり、単なる個人がモノ好きで孫崎さんに纏わりついているわけでない。
米国（DS）日本支部＝統一教会が、「目障りな」孫崎さんを妨害するために組織的にやっていることだ。だから、この連中に何を言っても通じるわけがなく、孫崎さんがこのように反応することで、「貴重な時間を奪うことに成功した！」と歓喜するだけのバカでしかない。このブログ読者の殆どは先刻承知していることだ。
よって、このクズカス連中に一々反応する者も、その一味か、孫崎さんの知名度に肖って、承認欲求を満たしたいだけのゴミだろう。
そうでなければ、「こちら精神科待合室」とか、「誰も来ないブログ」などと名前を付けたブログを自分で始め、そこで24時間365日、「イヌめ！」「アカめ！」「イヌめ！」「アカめ！」．．．と死ぬまで応酬し合ってればいいだけのことだ。

「日本外交―現場からの証言」（1993）に次がある－

＜外務省には、政治関係だけでも一日三〇〇本以上の情報が集まる。こうした情報をどう処理するかは、情報を入手し発信するのと同じくらい重要である．．．問題は整理の仕方で．．．逆説的に響くが、いかに組織的、効果的に情報を無視できるシステムを作るかが、きわめて重要である＞

よって、ワタクシは これを実践したのである－

「孫崎享のつぶやき」－迷惑コメントを非表示にする方法
https://magosaki-blog-tips.blogspot.com/

そして先日、コメント数表示の仕様を以下の通り変更した－

JavaScript－
１）記事頁のコメント数表示から非表示コメント分を除外
２）記事頁の「< 次の記事」「> 前の記事」コメント数を非表示

Stylus－
１）記事頁のコメント数非表示スタイル追加
２）トップ頁のコメント数非表示スタイル追加

※Stylus－１）は必要に応じてON/OFF

仕様変更の意図：コメント数表示にもクズカスの痕跡を残さないようにすること

トップ頁等、コメント数表示の変更が容易でない箇所は、単純にコメント数非表示とした。

前後しますが、採り上げ恐縮です。しかし、ずっと「この現状を治す『処方箋』や如何に？」のままです．．．

>>11

＞よって、このクズカス連中に一々反応する者も、その一味か、孫崎さんの知名度に肖って、承認欲求を満たしたいだけのゴミだろう。

　いやいや。

　独り言を言いたいだけなら、ネットの書き込みも止めないと、論理矛盾ですよ。

　孫崎先生の人間味あるコメントも魅力です。

　いいじゃないですか？反応は。

>>15

＞この点をごまかしているヒトビトもまた、最低だとおもう。言われたら言い返すのはやればいいが、しかしchangeさんが孫崎さんの人格批難をしたことがあるのか。孫崎さんは人格批難したことを反省すべきだ。

　オマエのようなクズが、孫崎先生を非難する資格はない。

　オマエ、私に散々、私の意見と関係ない事実無根の人格攻撃をしたのを忘れたとは言わせないぞ。

　私に、その点を謝罪してから、他者非難をしたらどうだ？

　ジブンのことは棚に上げるジコチュー野郎は、最低のクズだ。

＞そのかれらが、コロナ下で苦労しながら一生懸命介護しているのを、自分の母親が介護施設で介護されるのはまるで当然、さらに介護士の考えが間違っているというような感謝のない発言をするヒト

　これ、人格攻撃じゃないのか？私に対する。

　ホントにクズだな。

　高齢者施設を批判したり、問題点を指摘することが、何故「感謝がない」となるのだ？

　学校に通わせていたら、学校に文句いうな？

　会社に通っていれば、会社に文句いうな？

　オマエの発言自体が、高齢者福祉を歪めている。高齢者施設をゲットーとでも思っているのか？

　ハナシにならない。

　だがな、言っておくが、私は母の入所施設に、一度たりとも文句を言ったことはない。当然、感謝している。だが、そのことと、今日の高齢者施設の運営上のギモンは別のハナシだ。

　コロナ禍の高齢者施設は、私は間違いを今も続けていると考えている。

　それは施設職員も含むワクチン接種強制であり、高齢者の囚人化だ。これは、今も続く問題だ。

　だが、繰り返すが、私は一度たりとも、施設側に文句はいっていない。理由は、オマエのようなクズがこの社会に多数いるであろうことを警戒しているからだ。

　オマエのようなクズB層が多数いるから、この日本国は没落するのだ。

>>17
あれやこれやと盛り込んだ滅茶苦茶な文章ですね。

言っておきますが、日本や米国に経済成長を望むのは無理ですよ。世界は低成長でも食べていけるようにする方向に変わっていってます。日本が老人福祉を減らし、軍国を目指せば、経済成長はおろか、非人道的国家として非難されるばかりか、ハイパーインフレになって財政は破綻します。

あなたの問題は、語りにロジックが無いことです。経済学については音痴ですね。

>>16
研究開発費が少ないのは介護費用が嵩むからだと言いたいのだろうが、それは短絡。感情論に過ぎないと私は思いますね。