この問題も幾度となく採り上げられているが、日本の転落は止まらないが如くだ。
だが、「何故だ？おかしいじゃないか！」との感はまるで無し。直感的に当然の帰結と思う。

> 多くの人は日本は研究で世界のトップにいると思っている。

信じ難いが、事実なのだろう。そんなバカばりでなければ、孫崎さんが「耳タコ」論を唱え続けることも起こり得ないからだ。

> 同研究所は、日本の低迷の主な要因として研究開発費を挙げる。

これも少子化と同様、「お金の問題」が支配的とは到底思えない。
むしろ、「主な要因」は政府／文科省の有り様でないか。2004年の国立大学法人化あたりから、どんどん おかしくなっていったと察せられる。2020年には、クズカス政府はムーニーショット計画なるアホな「画餅」まで出した。
「木原問題」では警察組織の上と下の意識／モラルの乖離が浮き彫りになった。少なくとも上側は腐り切っているということだ。下側（現場）には まだ救いがある。それは昔から変わらないのだろうが、今日日、上側―エリートと言われる層―の腐敗が目に余るのは疑いの余地無しだ。これら腐ったアタマで、国の真っ当な舵取りができるのか？ ルイ25世を見よ。アレも経歴を見ればエリート中のエリートだろう。だが、税金チョロマカシのオチャラケ フランス旅行するくらいが精々の、単なる俗物であることが佐藤章氏YouTube動画でバラされた。本来、国家建設に全力を注ぐべきエリート層の実態を象徴するものだろう。
少子化、研究開発力低下、等々、今の日本が抱える問題には共通の原因があるということだ。
人間が健康を害せば、その あらゆる活動が低下する。国が「健康」を害せば、また然りである。