私としては、主流権威筋メディアには何故孫崎先生のような座標軸がないのか?そのことが問題なのである。 私は大学時代、ホントに社会の木鐸としての新聞記者に憧れていた。私は新左翼活動家であったから、私の先輩は、主流権威筋メディアを「所詮、ブルジョワ新聞じゃ、新聞記者は体制派じゃ」みたいに言っていた。それでも、私は、正直、イヤ、そうかな、先輩、反体制こじらせじゃないの?みたいな。 実際、大学時代の他のサヨク的先輩達や同学年の友人が3大紙や、主流権威筋メディアに就職するのを見ていた。 いいな、と。 当時は、三大紙は正義の味方であるはずだろうみたいな、ガキみたいな幼稚な思考力しか無かった。 大学を卒業すれば、就職。だから、反体制は尚更言ってられない。私は体制内の労働運動を続けることで、自己満足、自己実現を目指すのみであった。 それ故にこそ、社会人になって、社会の木鐸たるメディアに就職した仲間たちへの羨望を長く持ち続けた。 何十年の歳月が経ち、いろんな経験をして、新型コロナもロシアの特別軍事作戦もまのあたりにした。 私の今の心境は、主流権威筋メディアとは何の関係もなく、客観的にそれらを眺めることが出来る、今のポジションで良かった、と考えている。 主流権威筋メディアのウソにウンザリしている。 主流権威筋メディアに就職した同期や先輩達は、今、メディアは真実を伝えていると確信しているのだろうか?素朴なギモンだ。 年賀状程度のやりとりはあるが、サスガに聞けない。 今日、トランプの起訴の記事が毎日に出ていた。何故か、ハンターバイデンの脱税や、不正ビジネスに関して裁判になることの記述はない。この問題はセットで語らないと、大事なことは分からないのに。 Moon of Alabama、8月3日付に興味深い記事が出ていた。以下のとおり。 このタイムラインは本当に信じられないほどです。つまり、さあ来てください。 3/17 - ハンター、ラップトップを認める 3/18 - トランプ起訴ニュース 6/8 - FBI 捜査官がバイデンへの賄賂を主張 6/9 - トランプが起訴 7/26 - ハンターの司法取引は決裂 7/27 - トランプが起訴 7/31 - デボン・アーチャーが証言 8/1 - トランプが起訴 ハンターバイデンの犯罪問題と、トランプの政治的追い落とし策動は連動している。それが、「真実」だ。 だが、日本の主流権威筋メディアはハンターバイデンの問題をあまり報じない。ある意味で、事実現実を隠蔽すらしている。何故か、トランプ問題は執拗に報じる。 日本の主流権威筋メディアは、いつからこうなった?否、前からか? 前からなのだろう。私は、今、日本の主流権威筋メディアを、なんとなく信じていた自らの不明を恥じている。 ただでさえ、日本人はバカで、ジブンのアタマで考えない国民性だ。それに輪をかけて、事実現実すら報道しない主流権威筋メディア。それが、現実だ。 今、座標軸のない主流権威筋メディアの記者は、なにを思い記事を書くのだろうか?素朴なギモンだ。 永遠にパックスアメリカーナのユメが続く、という前提で記事を書く記者ばかりなら、彼らに存在意義はないと考えている。
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私としては、主流権威筋メディアには何故孫崎先生のような座標軸がないのか?そのことが問題なのである。
私は大学時代、ホントに社会の木鐸としての新聞記者に憧れていた。私は新左翼活動家であったから、私の先輩は、主流権威筋メディアを「所詮、ブルジョワ新聞じゃ、新聞記者は体制派じゃ」みたいに言っていた。それでも、私は、正直、イヤ、そうかな、先輩、反体制こじらせじゃないの?みたいな。
実際、大学時代の他のサヨク的先輩達や同学年の友人が3大紙や、主流権威筋メディアに就職するのを見ていた。
いいな、と。
当時は、三大紙は正義の味方であるはずだろうみたいな、ガキみたいな幼稚な思考力しか無かった。
大学を卒業すれば、就職。だから、反体制は尚更言ってられない。私は体制内の労働運動を続けることで、自己満足、自己実現を目指すのみであった。
それ故にこそ、社会人になって、社会の木鐸たるメディアに就職した仲間たちへの羨望を長く持ち続けた。
何十年の歳月が経ち、いろんな経験をして、新型コロナもロシアの特別軍事作戦もまのあたりにした。
私の今の心境は、主流権威筋メディアとは何の関係もなく、客観的にそれらを眺めることが出来る、今のポジションで良かった、と考えている。
主流権威筋メディアのウソにウンザリしている。
主流権威筋メディアに就職した同期や先輩達は、今、メディアは真実を伝えていると確信しているのだろうか?素朴なギモンだ。
年賀状程度のやりとりはあるが、サスガに聞けない。
今日、トランプの起訴の記事が毎日に出ていた。何故か、ハンターバイデンの脱税や、不正ビジネスに関して裁判になることの記述はない。この問題はセットで語らないと、大事なことは分からないのに。
Moon of Alabama、8月3日付に興味深い記事が出ていた。以下のとおり。
このタイムラインは本当に信じられないほどです。つまり、さあ来てください。
3/17 - ハンター、ラップトップを認める
3/18 - トランプ起訴ニュース
6/8 - FBI 捜査官がバイデンへの賄賂を主張
6/9 - トランプが起訴
7/26 - ハンターの司法取引は決裂
7/27 - トランプが起訴
7/31 - デボン・アーチャーが証言
8/1 - トランプが起訴
ハンターバイデンの犯罪問題と、トランプの政治的追い落とし策動は連動している。それが、「真実」だ。
だが、日本の主流権威筋メディアはハンターバイデンの問題をあまり報じない。ある意味で、事実現実を隠蔽すらしている。何故か、トランプ問題は執拗に報じる。
日本の主流権威筋メディアは、いつからこうなった?否、前からか?
前からなのだろう。私は、今、日本の主流権威筋メディアを、なんとなく信じていた自らの不明を恥じている。
ただでさえ、日本人はバカで、ジブンのアタマで考えない国民性だ。それに輪をかけて、事実現実すら報道しない主流権威筋メディア。それが、現実だ。
今、座標軸のない主流権威筋メディアの記者は、なにを思い記事を書くのだろうか?素朴なギモンだ。
永遠にパックスアメリカーナのユメが続く、という前提で記事を書く記者ばかりなら、彼らに存在意義はないと考えている。