少し古い6月の記事だが、「ロバート・F・ケネディ・ジュニアが新たな好感度調査でバイデンとトランプを上回った」とのことだ。 https://www.forbes.com/sites/maryroeloffs/2023/06/14/robert-f-kennedy-jr-tops-biden-trump-in-new-favorability-poll/ しかし、それ故にこそ、民主党・軍産複合体陣営は、RFKJrへの否定的なレッテル貼りを強めている。 「今月初め、ニューヨーク・ポスト紙は、ケネディ大統領が白人と黒人を「(新型コロナウイルス感染症が)民族的に標的にしているという議論」があり、「最も免疫力があるのはアシュケナージ系ユダヤ人と中国人だ」と証拠もなく主張したと報じた。 」」 上記のケネディ発言が反ユダヤだと、批判を浴びているとのことだ。 しかし、個人的には?である。新型コロナが、人種により死者数(死亡率)が異なるのはデータ上明白だ。事実を言ったことが、何故反ユダヤなのか?理解に苦しむところだ。 とにかく、どうにかして民主党軍産複合体はRFKJrを引きずり下ろしたいのだろう。 https://www.politico.com/news/2023/07/25/rfk-covid-comments-antisemitic-00108192 また、ハンター・バイデンの司法取引崩壊により、民主党バイデン陣営への批判が高まることは間違いない。 https://www.cnn.com/2023/07/27/politics/hunter-biden-donald-trump-2024-campaign/index.html それにしても、この世論調査により浮き彫りとなったコントラストは面白い。 「アメリカは破綻の危機にある」について、「MAGA」80% トランプ支持可能性有派61% トランプ拒否派37% 「ウクライナへのさらなる援助に反対する」では、同64%、58%、26%。 「MAGA」のウクライナにおける戦争に対する拒絶感 、そして、アメリカ帝国財政への冷静な眼差し。これは常識的見解そのものだ。 「MAGA」のヒトビトは、私には極めて、まっとうな常識人に見える。 にも関わらず、この記事によると、「MAGA」それはポピュリスト。保守的。ブルーカラー。この国が破局の危機に瀕していると確信している。そして、トランプに対して非常に忠実。無知蒙昧の代名詞のような書きぶり。 一方のトランプ拒絶派は大卒のリベラルインテリというカンジなのだろう。しかし、戦争は最大の人権侵害だと考えるならば、ウクライナへの武器支援も戦争継続応援も、論理矛盾も甚だしい。 私は、所謂アメリカ的「反知性主義」を擁護するわけでは無いが、リベラリズムや「知性」のある種の欺瞞を感じる。 ウクライナ支援の支持率は、共和党と民主党で明らかに分かれている。 「世論調査対象者の間では、反乱後、ウクライナに関する党派間の隔たりが大きくなった。いくつかの指標において、民主党のウクライナ支持率は数ポイント上昇したが、ウクライナに対する共和党の支持はわずかに減少した。。反乱が起こる前、民主党員の54%が「米国はウクライナ支援の道を進むべきだ」と答えたのに対し、反乱開始後の数日間は61%だった。」 https://www.brookings.edu/articles/russian-mutiny-further-polarizes-american-public-support-for-ukraine/ この調査はプリゴジンの反乱の後に行われた。民主党支持者は明らかにプーチンロシアの弱体化を期待していることが読み取れる。 しかし、戦況は明らかにウクライナ不利であり、ロシアをウクライナ東南部から追い出すことは不可能だ。とすると、プーチンロシアの弱体化を目標にすえるようなリベラリズムは無責任にして非道な欺瞞でしかない。プーチンロシア弱体化のために、ウクライナ人の血を流させることの、どこが「民主」的か問いたい。 事実現実を見ない、アメリカ帝国民主党的リベラリズムに手酷いしっぺ返しが下されることを願って止まない。
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少し古い6月の記事だが、「ロバート・F・ケネディ・ジュニアが新たな好感度調査でバイデンとトランプを上回った」とのことだ。
https://www.forbes.com/sites/maryroeloffs/2023/06/14/robert-f-kennedy-jr-tops-biden-trump-in-new-favorability-poll/
しかし、それ故にこそ、民主党・軍産複合体陣営は、RFKJrへの否定的なレッテル貼りを強めている。
「今月初め、ニューヨーク・ポスト紙は、ケネディ大統領が白人と黒人を「(新型コロナウイルス感染症が)民族的に標的にしているという議論」があり、「最も免疫力があるのはアシュケナージ系ユダヤ人と中国人だ」と証拠もなく主張したと報じた。 」」
上記のケネディ発言が反ユダヤだと、批判を浴びているとのことだ。
しかし、個人的には?である。新型コロナが、人種により死者数(死亡率)が異なるのはデータ上明白だ。事実を言ったことが、何故反ユダヤなのか?理解に苦しむところだ。
とにかく、どうにかして民主党軍産複合体はRFKJrを引きずり下ろしたいのだろう。
https://www.politico.com/news/2023/07/25/rfk-covid-comments-antisemitic-00108192
また、ハンター・バイデンの司法取引崩壊により、民主党バイデン陣営への批判が高まることは間違いない。
https://www.cnn.com/2023/07/27/politics/hunter-biden-donald-trump-2024-campaign/index.html
それにしても、この世論調査により浮き彫りとなったコントラストは面白い。
「アメリカは破綻の危機にある」について、「MAGA」80% トランプ支持可能性有派61% トランプ拒否派37%
「ウクライナへのさらなる援助に反対する」では、同64%、58%、26%。
「MAGA」のウクライナにおける戦争に対する拒絶感 、そして、アメリカ帝国財政への冷静な眼差し。これは常識的見解そのものだ。
「MAGA」のヒトビトは、私には極めて、まっとうな常識人に見える。
にも関わらず、この記事によると、「MAGA」それはポピュリスト。保守的。ブルーカラー。この国が破局の危機に瀕していると確信している。そして、トランプに対して非常に忠実。無知蒙昧の代名詞のような書きぶり。
一方のトランプ拒絶派は大卒のリベラルインテリというカンジなのだろう。しかし、戦争は最大の人権侵害だと考えるならば、ウクライナへの武器支援も戦争継続応援も、論理矛盾も甚だしい。
私は、所謂アメリカ的「反知性主義」を擁護するわけでは無いが、リベラリズムや「知性」のある種の欺瞞を感じる。
ウクライナ支援の支持率は、共和党と民主党で明らかに分かれている。
「世論調査対象者の間では、反乱後、ウクライナに関する党派間の隔たりが大きくなった。いくつかの指標において、民主党のウクライナ支持率は数ポイント上昇したが、ウクライナに対する共和党の支持はわずかに減少した。。反乱が起こる前、民主党員の54%が「米国はウクライナ支援の道を進むべきだ」と答えたのに対し、反乱開始後の数日間は61%だった。」
https://www.brookings.edu/articles/russian-mutiny-further-polarizes-american-public-support-for-ukraine/
この調査はプリゴジンの反乱の後に行われた。民主党支持者は明らかにプーチンロシアの弱体化を期待していることが読み取れる。
しかし、戦況は明らかにウクライナ不利であり、ロシアをウクライナ東南部から追い出すことは不可能だ。とすると、プーチンロシアの弱体化を目標にすえるようなリベラリズムは無責任にして非道な欺瞞でしかない。プーチンロシア弱体化のために、ウクライナ人の血を流させることの、どこが「民主」的か問いたい。
事実現実を見ない、アメリカ帝国民主党的リベラリズムに手酷いしっぺ返しが下されることを願って止まない。