のぶたろう氏ご紹介（昨日の記事頁）のYouTube動画より－

＜日本の親米保守っていうのは、もう（米国を）崇拝して奴隷みたいな状態で、ただのアメリカの奴隷なんですよ。で、とにかく、そういう風になってしまった原因っていうのは、価値判断力に問題があると。で、まあ、よく最近では さすがに言われなくなりましたけど、要するに、戦争で負けたから経済で取り返せばいいとか、それから、アメリカ軍にずっと占領させておけば一番安上がりだから、俺たちはアメリカを利用してるだけだとか、要するに、カネ儲けだけしてりゃ、それでいいだろうと。安全保障は全部他の国にやらせておいてと。これって結局、自分たちにとって必要な、一番重要な価値判断は何かということを考えてないから、こういう胸がムカムカするような軽薄なことを言って．．．しかも、自民党の総理大臣から、大蔵省―財務省の事務次官から、みんな それを信じてるんですよ。「アメリカにやらせといて日本はカネ儲けしてりゃいいじゃない」って。これね、もう、価値判断力が無いし、物凄く卑しいんですよ、人間の生き方として。だけど、日本の親米保守、拝米保守、護憲左翼は、そういう生き方をして「卑しい」とも思わないんでしょ。それが凄いよね。そんな卑しい生き方して自分たちは「オレたち得したじゃねぇか！」と。「アメリカに安全保障やらせといて、オレたち得したじゃねぇか！カネだけ儲けてりゃいいだろ！」と。これねぇ．．．そうすると僕は、「あッ、この人たちと喋ってもムダだわ」と。＞

これは、孫崎さんが度々引き合いに出される「ボスの切り替わりを気にしない日本人の習性」に通底することだ。これを改めるには、係る「卑しい生き方」を選ばない日本人を増やす強力な戦略／戦術が必須だが、仮に晴れてそれが実行される段になったとしても、500年くらい先のことだろう。その時まで「壺」のクズカスも消えないということだ。