アメリカ帝国は、かつてイラクでも劣化ウラン弾を使用して、放射能汚染を引き起こし、大批判を浴びた。 アメリカ帝国が非人道的な手段を使うことは今に始まったことではない。 無差別砲撃、大空襲、原爆投下、枯葉剤、クラスター爆弾、劣化ウラン弾、アメリカ帝国の戦争には、いつも非人道的殺戮がつきまとった。戦争犯罪のデパートだ。 記憶に新しいのは、イギリスが供給した劣化ウラン弾の備蓄庫がロシアの攻撃により破壊されて、「放射性雲を発生させ、西ヨーロッパに向かって飛来している」ということだ。 https://www.rt.com/russia/576569-patrushev-radioactive-cloud-europe/ ロシアによる「核恫喝」を非難する西側プロパガンダは多いが、西側こそ劣化ウラン弾にクラスター爆弾まで使用しようと、なりふり構わぬ非人道的戦術をつかっているのでは、説得力ゼロだ。 ウクライナの反攻失敗と供給できる砲弾が底をついた結果、アメリカ帝国は見境ない逆上状態にある。 ウクライナへの武器支援自体が不正義であった。出発点から不正義なら、末路も不正義だ。最初から、こういう末路は予測出来ていた。 愚かなウクライナ応援団たちよ。少しは反省したらどうだ?と虚しく、私は呟くのみである。 「「クラスター爆弾は絶望の表れだ。このような措置は、米国とその衛星諸国が自分たちの無力さを認識していることを物語っている」とアントノフ氏は記者団に語った。「しかし、彼らは自らの挫折と、ロシア地域に対する攻撃を実行しようとするウクライナ軍の試みの失敗を認めたくない。したがって、彼らは新たな狂気の行為を犯すのです。」」 https://www.rt.com/russia/579365-cluster-bombs-ukraine-desperation/ アメリカ帝国もロシアも、クラスター爆弾禁止条約に加盟はしていない。 なんとかの一つ覚えみたいに、国際法違反どーの、こーの、と空論を唱えるヤカラが日本には多い。しかし、現実を見よ、である。 条約加盟が任意である以上、国際法なぞ実質的には空文だ。従うかどうかは任意に過ぎない法律?そんなもの「法」に値しない。 アメリカ帝国が、クラスター爆弾を供給するという非人道的行為を行うことの是非は、国際法どーの、こーのとは次元の違う問題だ。 人道という普遍的観点から、クラスター爆弾の使用はあってはならない。 >ストルテンベルグ氏は、「ロシアは他国を侵略するために残忍な侵略戦争でクラスターミッションを利用しているが、ウクライナは自国を守るためにクラスターミッションを利用している」と付け加えた。 ロシアがクラスター爆弾を使用した証拠はないが、相変わらず、西側は責任をロシアになすりつけようとしている。 ウクライナは内戦により、自国の露系ウクライナ人を虐殺してきた。そのため、露系ウクライナ人はロシアに助けを求め、ロシアにより特別軍事作戦が開始された。これが事実である。 侵略をしたから、だの、ロシアが使用したから、だのアメリカ帝国らは非人道的兵器使用を正当化するために必死に弁解を連ねている。 だが、どんなにウソを重ねようと、道義的にアメリカ帝国のクラスター爆弾使用は正当化出来ない。アメリカ帝国の不正義を証明するだけである。 Moon of Alabamaは7月7日付で、次のように書いた。 「クラスター弾は、米英がウクライナに送ったウラン戦車用弾薬と同様、ウクライナの大部分を居住不能にし、農業用にも使えなくする。また、被害を受けた地域を通過する攻撃や撤退は、双方の軍隊にとって困難になる。」 思うに、ウクライナは自己民に劣化ウラン弾やクラスター爆弾の使用を容認するわけか? バイデンは勿論のこと、ゼレンスキーはもっとアタマがおかしいのではないか?
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アメリカ帝国は、かつてイラクでも劣化ウラン弾を使用して、放射能汚染を引き起こし、大批判を浴びた。
アメリカ帝国が非人道的な手段を使うことは今に始まったことではない。
無差別砲撃、大空襲、原爆投下、枯葉剤、クラスター爆弾、劣化ウラン弾、アメリカ帝国の戦争には、いつも非人道的殺戮がつきまとった。戦争犯罪のデパートだ。
記憶に新しいのは、イギリスが供給した劣化ウラン弾の備蓄庫がロシアの攻撃により破壊されて、「放射性雲を発生させ、西ヨーロッパに向かって飛来している」ということだ。
https://www.rt.com/russia/576569-patrushev-radioactive-cloud-europe/
ロシアによる「核恫喝」を非難する西側プロパガンダは多いが、西側こそ劣化ウラン弾にクラスター爆弾まで使用しようと、なりふり構わぬ非人道的戦術をつかっているのでは、説得力ゼロだ。
ウクライナの反攻失敗と供給できる砲弾が底をついた結果、アメリカ帝国は見境ない逆上状態にある。
ウクライナへの武器支援自体が不正義であった。出発点から不正義なら、末路も不正義だ。最初から、こういう末路は予測出来ていた。
愚かなウクライナ応援団たちよ。少しは反省したらどうだ?と虚しく、私は呟くのみである。
「「クラスター爆弾は絶望の表れだ。このような措置は、米国とその衛星諸国が自分たちの無力さを認識していることを物語っている」とアントノフ氏は記者団に語った。「しかし、彼らは自らの挫折と、ロシア地域に対する攻撃を実行しようとするウクライナ軍の試みの失敗を認めたくない。したがって、彼らは新たな狂気の行為を犯すのです。」」
https://www.rt.com/russia/579365-cluster-bombs-ukraine-desperation/
アメリカ帝国もロシアも、クラスター爆弾禁止条約に加盟はしていない。
なんとかの一つ覚えみたいに、国際法違反どーの、こーの、と空論を唱えるヤカラが日本には多い。しかし、現実を見よ、である。
条約加盟が任意である以上、国際法なぞ実質的には空文だ。従うかどうかは任意に過ぎない法律?そんなもの「法」に値しない。
アメリカ帝国が、クラスター爆弾を供給するという非人道的行為を行うことの是非は、国際法どーの、こーのとは次元の違う問題だ。
人道という普遍的観点から、クラスター爆弾の使用はあってはならない。
>ストルテンベルグ氏は、「ロシアは他国を侵略するために残忍な侵略戦争でクラスターミッションを利用しているが、ウクライナは自国を守るためにクラスターミッションを利用している」と付け加えた。
ロシアがクラスター爆弾を使用した証拠はないが、相変わらず、西側は責任をロシアになすりつけようとしている。
ウクライナは内戦により、自国の露系ウクライナ人を虐殺してきた。そのため、露系ウクライナ人はロシアに助けを求め、ロシアにより特別軍事作戦が開始された。これが事実である。
侵略をしたから、だの、ロシアが使用したから、だのアメリカ帝国らは非人道的兵器使用を正当化するために必死に弁解を連ねている。
だが、どんなにウソを重ねようと、道義的にアメリカ帝国のクラスター爆弾使用は正当化出来ない。アメリカ帝国の不正義を証明するだけである。
Moon of Alabamaは7月7日付で、次のように書いた。
「クラスター弾は、米英がウクライナに送ったウラン戦車用弾薬と同様、ウクライナの大部分を居住不能にし、農業用にも使えなくする。また、被害を受けた地域を通過する攻撃や撤退は、双方の軍隊にとって困難になる。」
思うに、ウクライナは自己民に劣化ウラン弾やクラスター爆弾の使用を容認するわけか?
バイデンは勿論のこと、ゼレンスキーはもっとアタマがおかしいのではないか?