要旨を私なりに理解すると、 EUの中で脱炭素エネルギー政策がドイツは大きく異なっている。ドイツはロシアから供給される天然ガスがよりどころになっていたが、その供給が途絶えてしまった。 今後のEU経済に対しIMFは「結局のところ今年は景気後退に陥ることはない」と予想している。一方、グローバル・マーケットアナリストは「ドイツがヨーロッパの潜在的な黒い羊だと広く見られている」と述べている。 脱炭素社会といっても、ドイツとフランスでは大きく異なっている。 フランスは原子力依存67%、再生可能依存24%、火力9%でほぼ脱炭素を達成している。 ドイツはロシアから供給される天然ガスで達成していこうとしていた。基本的にドイツの脱炭素政策は破綻しているが戦争で間違っていることがはっきりしたということでしょう。 ドイツは、2023年4月15日を「脱炭素記念日」に制定したが、悪いジョークで言えば「黒い羊」ではなく「ブラックサタディー」といえる。 原発ゼロと粋がっているが、ドイツの国民の6割以上が原子力発電を支持している。これからスマート社会が実現していくとエネルギーの使用量は何倍にも増えるが、ドイツは使用量の増加に対する対策をおろそかにすると、天候に左右される再生可能エネルギーの補助エネルギーが非常に大きくなる事が想像できないのだろうか。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
要旨を私なりに理解すると、
EUの中で脱炭素エネルギー政策がドイツは大きく異なっている。ドイツはロシアから供給される天然ガスがよりどころになっていたが、その供給が途絶えてしまった。
今後のEU経済に対しIMFは「結局のところ今年は景気後退に陥ることはない」と予想している。一方、グローバル・マーケットアナリストは「ドイツがヨーロッパの潜在的な黒い羊だと広く見られている」と述べている。
脱炭素社会といっても、ドイツとフランスでは大きく異なっている。
フランスは原子力依存67%、再生可能依存24%、火力9%でほぼ脱炭素を達成している。
ドイツはロシアから供給される天然ガスで達成していこうとしていた。基本的にドイツの脱炭素政策は破綻しているが戦争で間違っていることがはっきりしたということでしょう。
ドイツは、2023年4月15日を「脱炭素記念日」に制定したが、悪いジョークで言えば「黒い羊」ではなく「ブラックサタディー」といえる。
原発ゼロと粋がっているが、ドイツの国民の6割以上が原子力発電を支持している。これからスマート社会が実現していくとエネルギーの使用量は何倍にも増えるが、ドイツは使用量の増加に対する対策をおろそかにすると、天候に左右される再生可能エネルギーの補助エネルギーが非常に大きくなる事が想像できないのだろうか。