採り上げ恐縮です。ドイツと言えば、「日本外交 現場からの証言」には次もありました- 「ドイツにとって、自国の安定のためには、ソ連と良好な関係を保持することが前提になります。かつロシア人の根底には、第二次大戦にドイツに大量虐殺されたという思いがある。だから、いろんな国際問題の関係で対ソ制裁をやっても、ドイツ人は禁を破って誰よりも先に飛び出している。ドイツは飛び出さざるをえない。」 「6 日本外交に欠けるもの―ドイツの助言 …このドイツの指導者は、日本をどう見てきたか...『シュミット外交回想録』(一九八九年)...(11)日本の対外的大戦略は、アメリカに対する弱腰と妥協によって、常に特徴づけられ、変革と、独自の行動の自由と、拡大を目指す創造力と意志とを特色とするものはなかった」 それから30余年経った今のドイツには、シュミット氏も草葉の陰で嘆いていそうです。 それを、「ドイツも結局は同じ『召使い』仲間(笑」と ほくそ笑んでいるのが日本であり、差し詰め、テニス加藤未唯の失格を嘲笑して、海外から批判殺到、「恥ずべき顔だ」「品も敬意もない」と扱き下ろされた相手選手さながらです。
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孫崎享チャンネル
(ID:18471112)
採り上げ恐縮です。ドイツと言えば、「日本外交 現場からの証言」には次もありました-
「ドイツにとって、自国の安定のためには、ソ連と良好な関係を保持することが前提になります。かつロシア人の根底には、第二次大戦にドイツに大量虐殺されたという思いがある。だから、いろんな国際問題の関係で対ソ制裁をやっても、ドイツ人は禁を破って誰よりも先に飛び出している。ドイツは飛び出さざるをえない。」
「6 日本外交に欠けるもの―ドイツの助言 …このドイツの指導者は、日本をどう見てきたか...『シュミット外交回想録』(一九八九年)...(11)日本の対外的大戦略は、アメリカに対する弱腰と妥協によって、常に特徴づけられ、変革と、独自の行動の自由と、拡大を目指す創造力と意志とを特色とするものはなかった」
それから30余年経った今のドイツには、シュミット氏も草葉の陰で嘆いていそうです。
それを、「ドイツも結局は同じ『召使い』仲間(笑」と ほくそ笑んでいるのが日本であり、差し詰め、テニス加藤未唯の失格を嘲笑して、海外から批判殺到、「恥ずべき顔だ」「品も敬意もない」と扱き下ろされた相手選手さながらです。