この内容を調べてみると6日のブログであることが分かった。肝心な視点は最後の行に集約されている。 <ドイツの著名人や公人が、ベルリンに対しウクライナ軍への武器供与を止め、代わりに平和的手段による停戦を実現するよう求めている。> 残念なことであるが、6日に、ウクライナダムが破壊され想像を絶する被害が出ている。この現実を抜きにして停戦の話が進むとは思えない。 この事実を目にして大変困っているのは、「紛争凍結停戦」を志向していた米国であり、NATOであり、中国ではないか。 どちらが仕掛けたかは判明していないが、ロシアが実質的に支配していた地域であり、また、攻撃できなくなってしまうので、ウクライナが爆破装置を仕掛けたとは考えにくい。また、ミサイルなどの砲弾以上の核を予想したダムでありウクライナが砲弾破壊したとは考えにくい。 ダム破壊が起きる前でも、戦場での戦いはやまないが、戦争凍結の話は関係各国で進んでいたとみるのが妥当である。ロシアは内紛が大きくなってきており、また、ウクライナは占領された地域を奪回する前に兵器の先細りは否定できず、凍結の期待があったが、今回の戦争犯罪行為は、すべての可能性を消してしまった。残虐な行為というだけでなく、平和を目指す流れを断ち切ってしまった罪悪が非常に大きい。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
この内容を調べてみると6日のブログであることが分かった。肝心な視点は最後の行に集約されている。
<ドイツの著名人や公人が、ベルリンに対しウクライナ軍への武器供与を止め、代わりに平和的手段による停戦を実現するよう求めている。>
残念なことであるが、6日に、ウクライナダムが破壊され想像を絶する被害が出ている。この現実を抜きにして停戦の話が進むとは思えない。
この事実を目にして大変困っているのは、「紛争凍結停戦」を志向していた米国であり、NATOであり、中国ではないか。
どちらが仕掛けたかは判明していないが、ロシアが実質的に支配していた地域であり、また、攻撃できなくなってしまうので、ウクライナが爆破装置を仕掛けたとは考えにくい。また、ミサイルなどの砲弾以上の核を予想したダムでありウクライナが砲弾破壊したとは考えにくい。
ダム破壊が起きる前でも、戦場での戦いはやまないが、戦争凍結の話は関係各国で進んでいたとみるのが妥当である。ロシアは内紛が大きくなってきており、また、ウクライナは占領された地域を奪回する前に兵器の先細りは否定できず、凍結の期待があったが、今回の戦争犯罪行為は、すべての可能性を消してしまった。残虐な行為というだけでなく、平和を目指す流れを断ち切ってしまった罪悪が非常に大きい。