非戦、善隣を日本はこれからもずっと大義とすべきなのに、それを敢えて放棄して自民党は進む決意らしい。その決意を支える計算はちゃんと出来ているのかしら。私の計算では、勝ち目は無い。テレビタレントのタモリさんが「新しい戦前だ」と今の日本を形容したが、間違いない。

自民党は米国の呼びかけに応じて「経済安保」という言葉を発明し、バカな日本人のみならず大学人からマスコミ人まで賛意を隠さないのは、１９４０年前後の「欲しがりません勝つまでは」に似て来ている。

安保とは英語のSECURITYの翻訳でしょうが、米国ではSECURITYとはWARの言い換えであることを自民党の諸君は知らずに使っていて滑稽極まりない。中国はその事情を正確に知っていて日本が安保を仕掛けて来たら、しっかりし返すことにしており、勿論、戦争ですからそこには待ったなし。中国は日本が自滅的に経済破綻することを本気で心配している。これも世襲政治の罪です。