p_f のコメント

> まさに今日の台湾問題に該当する。

一言で言えば、米国「戦争屋」による国辱ものの内政干渉だ。それを許すフリーハンドを連中に殊更与え続けているのが日本ということだ。その結果どうなるか。
ロシア・トゥデイがキッシンジャーの夥しい戦争犯罪を告発した。手の平を返したキッシンジャーに、もはや遠慮は無用と判断したのだろう-

RT 24 May, 2023

300万人の民間人死亡の背後にキッシンジャー - The Intercept
https://www.rt.com/news/576859-henry-kissinger-civilian-deaths-cambodia/

元米国外交官の行動が、15万人のカンボジア市民を死に至らしめたと、メディアの調査が主張-

ヘンリー・キッシンジャーは、半ダースの米国大統領に助言してきた外交政策の権威であるが、この現実主義の戦略家の100歳の誕生日を記念して火曜日に出版されたインターセプトのレポートによれば、300万人以上の人々の死を引き起こしているとのことである。

ニクソン時代の国務長官 兼 国家安全保障顧問を批判する人々は、米国が支援した数々の大量虐殺やクーデターで重要な役割を果たしたキッシンジャーを戦争犯罪人と表現することが多いが、報告書は、特に1970年代にベトナム戦争を極秘裏にカンボジアに拡大し、違法行為を行ったことに関して、その死者数が著しく過小評価されてきたと論じている。

東ティモールとバングラデシュでの大量虐殺、ラテンアメリカ全域でのテロ、クーデター、暗殺部隊(コンドル作戦として知られる)、南部アフリカでの内戦の煽動、ベトナム人を追い払うという名目でのカンボジアとラオスの絨毯爆撃など、キッシンジャーは300万人以上の民間人の死亡に責任があると考えられている―彼が民間部門に与えた助言によって生じた死傷者を数えると更に多い。

キッシンジャーは、自分の行動が5万人のカンボジア人を死亡させたこと「だけ」認め、米国の爆撃作戦の標的にするつもりだったベトナム人を非難している(その攻撃座標は、ベトナム国内の合法的な攻撃であるかのように誤って記録されていた)。

インターセプトの記者、ニック・トゥルース氏は、係るカンボジアの民間人死傷者数を意図的に過小評価した多くの記録例を挙げ、実際には15万人に近い数字だと主張している。この数字は、米国が9.11以降の空爆で殺害した民間人の6倍以上に相当する。

ペンタゴンの秘密戦争犯罪対策委員会からの機密解除された米軍文書のインターセプト「独占アーカイブ」記録から、当時の大統領リチャード・ニクソンが しばしば酔ってカンボジアに関する好戦的なくだらない話を、1970年に同国での「大規模爆撃作戦」を開始するペンタゴンへの一貫した指示として伝達するよう決定したのはキッシンジャーであったことが明らかになった。

キッシンジャーは、「総出撃で動くものは全て爆撃しろ」という今となっては有名な指示を出し、秘密戦争を炸裂させ、年末までに爆撃の回数を3倍に増やした。彼は、この戦争の3,875回の個別爆撃をすべて承認したとされ、爆撃機は1973年だけで257,000トン以上の爆薬をカンボジアに投下した。

インターセプトのアーカイブは、カンボジアの村々への残忍な空爆の数々も明らかにしている。この空爆は報道されているよりも遥かに深刻なものだったことが、生存者へのインタビューを通じてトゥルース氏によって確認されている。空爆は「パイロットのミス」として喧伝されたが、「ミス」は何千回も繰り返された―米軍は、内部調査によれば、地上部隊による襲撃したばかりの村からの略奪が発覚したとき、実のところ、記者団を非難していた。

キッシンジャーはカンボジアを絨毯爆撃し、カンボジアの人口の20%に当たる200万人を殺害したクメール・ルージュという大量虐殺独裁政権への道を開いたが、彼はクメール・ルージュを私的に(そして承認的に)「凶悪犯罪集団」と呼びつつも、彼らが係る地域で同盟国を確保できるように助けた。

キッシンジャーは戦争犯罪で訴追されたことはなく、公式に起訴されたこともない。また、米軍は実際に殺人を行った部隊の責任を追及する組織的な取り組みも行っていない。

No.26 19ヶ月前

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