p_f のコメント

> 安倍氏は表向き中国に厳しいことをいうが、具体策となると反中だけではない。

この「具体策」こそ、米国(DS)が「決定的ダメ出し」をするか否かの判断基準でないか。
アベがフジ「日曜報道 THE PRIME」や英国エコノミストで示したロシア/プーチン擁護も、それだけなら まだ「表向き」の領域を出ていない。バイデンを操る凶暴化したDSが先制的にアベを始末した━そうかもしれないが...
あるいは、アベ一味は、ロシア寄りの致命的な「具体策」を既に講じていたのか...
いずれにせよ、アベもまた「アメリカに潰された政治家たち」に加わるのだろうが、その一際派手な手段は何を意味するのか。更に疑問なのは、アベは渋々にせよ、ウクライナ紛争絡みでも、結局「具体策」では対米(DS)従属だったように窺えることだ。以下、2022/7/8付 NYTより-

”今年、ロシアがウクライナに侵攻したとき、安倍氏は退任していた。しかし、日本が10週間の躊躇の後、ロシアの石炭と石油の輸入を段階的に停止すると宣言したとき、彼の影響力はまだ明白だった。さらに安倍首相は、日本が米国と何らかの核シェアリング協定を結ぶべき時だと提案し、自国の核兵器を保有することの賢明さについて議論することへの長年のタブーを破った。”

”しかし、彼の影響力は永続的なものであると学者は言う。ジョージ・W・ブッシュ政権の元高官で、安倍氏と頻繁にやり取りをしていたマイケル・J・グリーン氏は、「安倍氏が行ったのは、日本の国家安全保障のあり方を変えることだった」と話す。グリーン氏の著書「安倍晋三の時代における日本の大戦略」は、アジアでますます攻撃的になる中国に対抗するために欧米を後押ししたのは安倍氏であったと論じている。”

”グリーン氏は、「安倍氏が首相に選ばれたのは、日本が中国からことごとく屈辱を味わっているという意識があったからだ」と指摘する。オーストラリア、インド、日本、米国の4カ国による戦略的安全保障連合である「クワッド」の発足を促したのは安倍氏であり、バイデン氏もこれを受け入れている。”

”少なくとも当初の見立てでは、安倍首相はその強硬な見解のために殺されたわけではない。また、1930年代にニューヨーク・タイムズの東京支局長を務めたヒュー・バイヤス氏が、混乱の時代を描いた回想録につけたタイトル「暗殺による統治」の時代への回帰でもなかった。バイヤス氏は、日本の現職または元首相が最後に殺された事件を回顧した:
犬養毅は、真珠湾攻撃の9年前の1932年に、日本海軍の将校による対米戦争誘発を意図した陰謀の一部として殺された。
1960年に社会党の指導者が刀で殺害され、2007年には長崎市長が射殺されたが、これは個人的な争いのためであったようである。”

かつて、アベの自宅や地元事務所に火炎瓶が何度も投げ込まれる事件があったらしい。要はカネ絡みだったようだ。
アフガニスタンで中村哲医師が暗殺されたのも、現地の麻薬ビジネス絡みで「障害」と見做された所為だと何処かで読んだ。
やはり、アベを担いで「弾除け」にし、裏ではDSへの上納を拒むよう蠢き始めていた者達への見せしめが「アベ暗殺」でないか。

No.7 19ヶ月前

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