RT 16 Jan, 2023 ゼレンスキーはウクライナを破壊している-亡命した野党指導者 https://www.rt.com/russia/569934-medvedchuk-ukraine-war-party/ ヴィクトル・メドベチュク氏は、キエフ政府がヨーロッパを潜在的な核危機へと導いているとも主張している- ウラジーミル・ゼレンスキー大統領の政策(ロシアに対する憎悪と強権に基づく)は、必然的にウクライナを貧困に追い込んでいると、議会の元野党指導者が警告した。 SBU(ソビエトKGBの後継機関)に逮捕された後、亡命せざるを得なかったヴィクトル・メドベチュク氏は、キエフは他のヨーロッパ諸国にも同じアプローチを奨励していると主張する。彼は、このような危険な感情は、最終的には核による対立につながる可能性さえあると信じている。 メドベチュク氏の政党は、昨年禁止されるまでは、現在のウクライナ議会で第2位の規模を誇っていた。現在、同党にいた者達は、ゼレンスキーの「人民の下僕」党によって厳密に統制されている。 ゼレンスキー大統領は、異論を取り締まる一環として、ロシアとの和解を提唱していたメドベチュク氏を個人的に標的にした。メドベチュク氏は、月曜日にロシアの新聞イズベスチアに掲載された記事で、ウクライナで進行中の危機の根源について自身の見解を述べている。 ゼレンスキーも前任のピョートル・ポロシェンコも、2014年のキエフでのクーデター後、平和を掲げて当選したのに、それぞれ就任後にUターンしたとメドベチュクは指摘した。これは、ウクライナの指導者、及びメドベチュク氏が「戦争の党」と呼ぶものによる、ウクライナ国民への裏切りのパターンを示していると主張した。 ロシアと敵対することは、ウクライナの経済的利益に反するとメドベチュク氏は断ずる。ロシアはウクライナが利益を得られる主要な市場であり、原材料の供給源であるだけでなく、ウクライナの産業部門は殆どが東部にあり、歴史的な理由からモスクワとつながりを持つそこの人々は、キエフに反感を抱いていた。この紛争の必然的な結果は、経済的な破滅だと この政治家は書いている。 「もはや(西)欧州がウクライナに政治を教えるのではなく、ウクライナが欧州に経済的衰退と貧困を達成する方法を教えているのだ―憎悪と強権的な政策の助けを借りて。そして、もし欧州がこの政策を支持し続けるなら、戦争―恐らく核戦争に引きずり込まれることになるだろう」と警告した。 また、西側諸国がウクライナ現政権を「勝利に次ぐ勝利―軍事的な躍進は見られずとも」と称賛していることを、古代ローマの将軍が大きな勝利を収めた後に行われたパレードになぞらえて非難した。一方、「平和の党」は国内/国外で発言力を持たない、とメドベチュク氏は嘆いた。 「平和のために立ち上がった人々は、西側からの扇動で中傷され、脅迫され、弾圧された。ウクライナの平和の党は、西側の民主主義に全く そぐわなかったのだ」 「このことは、米国と欧州の政治家の多くがウクライナの平和を望んでいないことを雄弁に物語っている。しかし、だからといって、ウクライナ人が平和を望んでおらず、ゼレンスキーの軍事的勝利が、彼らの命や破壊された家屋よりも重要であるということには全くならない」と彼は判断している。 平和を願う政治家たちが自由に主張できるようになって初めて、事態を解決する希望が持てるのだとメドベチュクは考えている。
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RT 16 Jan, 2023
ゼレンスキーはウクライナを破壊している-亡命した野党指導者
https://www.rt.com/russia/569934-medvedchuk-ukraine-war-party/
ヴィクトル・メドベチュク氏は、キエフ政府がヨーロッパを潜在的な核危機へと導いているとも主張している-
ウラジーミル・ゼレンスキー大統領の政策(ロシアに対する憎悪と強権に基づく)は、必然的にウクライナを貧困に追い込んでいると、議会の元野党指導者が警告した。
SBU(ソビエトKGBの後継機関)に逮捕された後、亡命せざるを得なかったヴィクトル・メドベチュク氏は、キエフは他のヨーロッパ諸国にも同じアプローチを奨励していると主張する。彼は、このような危険な感情は、最終的には核による対立につながる可能性さえあると信じている。
メドベチュク氏の政党は、昨年禁止されるまでは、現在のウクライナ議会で第2位の規模を誇っていた。現在、同党にいた者達は、ゼレンスキーの「人民の下僕」党によって厳密に統制されている。
ゼレンスキー大統領は、異論を取り締まる一環として、ロシアとの和解を提唱していたメドベチュク氏を個人的に標的にした。メドベチュク氏は、月曜日にロシアの新聞イズベスチアに掲載された記事で、ウクライナで進行中の危機の根源について自身の見解を述べている。
ゼレンスキーも前任のピョートル・ポロシェンコも、2014年のキエフでのクーデター後、平和を掲げて当選したのに、それぞれ就任後にUターンしたとメドベチュクは指摘した。これは、ウクライナの指導者、及びメドベチュク氏が「戦争の党」と呼ぶものによる、ウクライナ国民への裏切りのパターンを示していると主張した。
ロシアと敵対することは、ウクライナの経済的利益に反するとメドベチュク氏は断ずる。ロシアはウクライナが利益を得られる主要な市場であり、原材料の供給源であるだけでなく、ウクライナの産業部門は殆どが東部にあり、歴史的な理由からモスクワとつながりを持つそこの人々は、キエフに反感を抱いていた。この紛争の必然的な結果は、経済的な破滅だと この政治家は書いている。
「もはや(西)欧州がウクライナに政治を教えるのではなく、ウクライナが欧州に経済的衰退と貧困を達成する方法を教えているのだ―憎悪と強権的な政策の助けを借りて。そして、もし欧州がこの政策を支持し続けるなら、戦争―恐らく核戦争に引きずり込まれることになるだろう」と警告した。
また、西側諸国がウクライナ現政権を「勝利に次ぐ勝利―軍事的な躍進は見られずとも」と称賛していることを、古代ローマの将軍が大きな勝利を収めた後に行われたパレードになぞらえて非難した。一方、「平和の党」は国内/国外で発言力を持たない、とメドベチュク氏は嘆いた。
「平和のために立ち上がった人々は、西側からの扇動で中傷され、脅迫され、弾圧された。ウクライナの平和の党は、西側の民主主義に全く そぐわなかったのだ」
「このことは、米国と欧州の政治家の多くがウクライナの平和を望んでいないことを雄弁に物語っている。しかし、だからといって、ウクライナ人が平和を望んでおらず、ゼレンスキーの軍事的勝利が、彼らの命や破壊された家屋よりも重要であるということには全くならない」と彼は判断している。
平和を願う政治家たちが自由に主張できるようになって初めて、事態を解決する希望が持てるのだとメドベチュクは考えている。