p_f のコメント

RT 2 Dec, 2022

NATOのウクライナ危機への対応は大失敗に終わるかもしれない-欧州議会議員
https://www.rt.com/news/567572-clare-daly-libya-nato/

NATOの戦略は既にリビアの荒廃を招いたとクレア・デイリー氏は主張する-

アイルランド出身のクレア・デイリー議員は、NATOがリビアに「テロ、死、無法、レイプ」をもたらしたと非難し、米国主導の このブロックのウクライナにおける戦略も同様の結果をもたらすと主張した。デイリー氏は、リビアへのEUの関与拡大を求める決議に反対票を投じた後、このように断じた。

デイリー氏は先週、同じアイルランド出身の左派、ミック・ウォレス氏とともに、EUに対し、国連が承認した国民合意政府(GNA)の指揮下に警察や軍隊を設置するなど、戦乱のリビア復興に「より積極的な役割」を果たすよう求める決議に反対票を投じた。

EUは全体としてGNAを支持しているが、対立するリビア国民軍(LNA)はフランスの支援を受け、ロシアから民間軍事請負業者を雇って軍備を増強していると伝えられている。このような勢力争いが続く中、デイリー氏はNATOが2011年に行った空爆作戦がリビアの問題の根源であると見ている。

彼女は、水曜日に自身のツイッターに投稿したビデオで、「私はこの報告書に反対票を投じました」と発した。「リビアの指導者ムアンマル・カダフィがNATOのリビア攻撃で殺害された日から11年目の数週間後に、この報告書が提出されるのは、非常に時宜にかなったものだと思います―カダフィは銃剣で陵辱され、頭を撃ち抜かれました」

「自由、民主主義、人権を守るという名目で行われたNATOのリビアへの介入は、NATOが現在ウクライナで行っている代理戦争と同種のものだったと、私達はよくよく思い起す必要があります―ウクライナでも、お気付きの通り、自由、民主主義、人権という名目だからです」と彼女は続けた。

ガダフィは2011年10月にNATOの支援を受けた武装勢力によって退陣させられ、拷問を受け、切断された死体はミスラタ市の食肉市場に晒された。石油が豊富で豊かな国であったリビアは、ガダフィ氏の殺害後、無政府状態に陥り、今年初めのアムネスティ・インターナショナルの報告書では、リビアの状況は「地獄のよう」と表現されている。

「NATOがこのような理由であなたの国に介入した後、どうなるのでしょうか?」とデイリー氏はEUの議員に問いかけた。「テロ、死、無法、レイプ、貧困、飢餓」

「リビアは紛争で引き裂かれ、経済は崩壊し、かつてアフリカで最も裕福だった人口が貧困に喘いでいる国です」「移民は奴隷市場で売買されています。大量の墓があり、人道に対する罪がある国です。これはNATOの遺産です」

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米国/NATO(DS)こそが「世界最大の戦争屋で世界平和を破壊し、世界の人々の共通の敵である」━デイリー氏もそう見抜いているのでないか。

No.1 18ヶ月前

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