>>8 >岸田との会談では、「法の支配」に基づく国際秩序を維持し、力による一方的な現状変更は認めないことで一致した。では、エジプトはグローバルサウスなのだろうか? B層小学生の世界観は幼稚すぎる。 エジプトがグローバルサウスかどうか?そんなこと、どーでもよい。 グローバルサウスという概念に意義があるのは、「主要な発展途上国が米対ロ・中の対立の激化に巻き込まれない様にし、時に対立を自分の利益のために利用しようとしている」「ヨーロッパと東アジアの主要な米国の同盟国は、バイデンのウクライナキャンペーンを支援するために団結し、ますます多くの武器を提供し、ロシアのエネルギーから身を引き離しているが、ワシントンは他の場所で抵抗に遭遇している」ということだ。 即ち、アメリカ帝国の覇権低下と、グローバルサウスという概念が関係している、ということだ。 NATO諸国の中ですら、アメリカ帝国に従わない国が出ている。トルコ、ハンガリー、フランス。 対米自立と国益追求が多極世界の趨勢だろう。そんな世界に「法の支配、民主主義、人権」というイデオロギーは、古臭くなるのではないか? 私はそう言っている。
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孫崎享チャンネル
(ID:119568177)
>>8
>岸田との会談では、「法の支配」に基づく国際秩序を維持し、力による一方的な現状変更は認めないことで一致した。では、エジプトはグローバルサウスなのだろうか?
B層小学生の世界観は幼稚すぎる。
エジプトがグローバルサウスかどうか?そんなこと、どーでもよい。
グローバルサウスという概念に意義があるのは、「主要な発展途上国が米対ロ・中の対立の激化に巻き込まれない様にし、時に対立を自分の利益のために利用しようとしている」「ヨーロッパと東アジアの主要な米国の同盟国は、バイデンのウクライナキャンペーンを支援するために団結し、ますます多くの武器を提供し、ロシアのエネルギーから身を引き離しているが、ワシントンは他の場所で抵抗に遭遇している」ということだ。
即ち、アメリカ帝国の覇権低下と、グローバルサウスという概念が関係している、ということだ。
NATO諸国の中ですら、アメリカ帝国に従わない国が出ている。トルコ、ハンガリー、フランス。
対米自立と国益追求が多極世界の趨勢だろう。そんな世界に「法の支配、民主主義、人権」というイデオロギーは、古臭くなるのではないか?
私はそう言っている。