孫崎さん「山上被告の銃弾は角度からして安倍氏の頚部前の付け根付近には当たらない」
これ、久しぶりに暗殺の瞬間の動画をネットでさがして見てみましたが、振り返った直後に発射された二回目が、「頚部前の付け根付近には当たらない」とは
断言できないとおもいました。
孫崎さんも決めつけてしまわないで、さらに検討なさるのがいいのではないかというのがわたしの感想です。

わたしの記憶では、暗殺直後は、心臓のきずがどうやってできるかという問題のほうが、ネットでは問題視されていたとおもいます。こちらはわたしも当時（いまも）疑問でしたが、弾丸が体内では一般論として直進するとは限らないという知識があったので、いずれ専門家が説明するだろうと考えつついまに至ります。公判がはじまれば、詳細な解剖結果も公表されるだろうし、それを待って議論すればいいとおもっています。

なお、解剖では、「左の上腕部から入った1発の銃弾が、左右の鎖骨の下の動脈を傷つけたことによる失血死」が死因とされています。