p_f のコメント

平和活動歴も長いらしいGerardo Femina氏の揚げ足取るのは本意でないが-

> ウクライナ戦争の勝者はアメリカだけ

本当にそう言えるのか。「一極支配」の維持/拡大を図るべくロシア潰しを狙った米国(DS)は、そのメドが付いたとでも言うのか。

> 私たちが目の当たりにしているのは...ロシアに対する米国の 30 年間の攻撃の結果である。

無知な日本人を除けば、この「ウクライナ戦争の本質」に世界の大衆は気付いている。米国/米国人は、またしても世界中で蛇蝎の如く嫌われることになる。

> ロシアは...米国が挑発し、望んでいた「過ち」を犯した。

この言い回しは他所でも見聞きするが、「真珠湾攻撃」などと違い、今次ロシアの「ウクライナ侵攻」には当て嵌まらないのでないか。Gerardo Femina氏は、ロシアが「過ち」を犯すことなく問題解決できた具体的な選択肢を挙げなければ卑怯だろう。

> ロシアもヨーロッパも、ましてやウクライナの住民は、この戦争から恩恵を受けることはない...人々は平和に暮らしたい...私たち全員が 1 つの大きな人類家族の一員であることを認識し始めています...少数の欲望が人類の進化の道を妨げています.

「少数の欲望」=少数の超大富豪を擁するDSの飽くなき支配欲━これこそが「諸悪の元凶」とGerardo Femina氏も認識されているのである。

RT 5 Apr, 2023

米国は徐々に弱体化している-イラン
https://www.rt.com/news/574259-us-weaker-iran-ayatollah/

アヤトラ・アリ・ハメネイ師は、関係者向けの講演で、テヘランは世界の力の変化を「利用」する準備をしなければならないと述べた-

イランの最高指導者アヤトラ・アリ・ハメネイは、火曜日、高官への講演で、米国はもはやかつてのような力ではなく、イランに対してアラブ世界を結集し、その核プログラムを抑制することに失敗した、と述べた。

「事実は、米国がブッシュ政権よりもオバマ政権下で弱かったことを示す。トランプ政権下では、オバマ政権下でのあり方よりも米国は弱かった。イランのタスニム通信によると、「米国は(ジョー・バイデンの)政権下で、トランプの政権下よりも弱くなっている」とハメネイは断言した。

ハメネイ氏は、米国が中東の同盟国をイランに対して結集させることに失敗したと指摘し、「起こったことはその逆だ」と宣言した。

イラクとシリアで大きな影響力を持つイランは、最近、中国の習近平国家主席の仲介でサウジアラビアと関係を回復した。サウジアラビアは米国の正式な同盟国ではないが、この地域で数十年にわたって米国の最も緊密なパートナーの1つであり、米国の兵器を購入する世界最大の国である。しかし現在、リヤドはバイデンの石油増産要請をはねつけ、米ドル以外の通貨でエネルギーを取引することを議論している。

「さらに、「米国は政治的圧力と制裁によって、核開発に終止符を打とうとしたが、失敗した」とアヤトラは続ける。

現在、米国は、制裁緩和と引き換えに、イランが60%以上のウラン濃縮を凍結するという取引について議論していると伝えられている。テヘランはこの提案を拒否していると、米国のニュースメディアAxiosが月曜日に報じた。

アヤトラはさらに、ラ米におけるいくつかの「反米」政権の台頭、世界貿易におけるドルの重要性の低下、イスラエルの政治的混乱、ワシントンに代わってウクライナで「戦争の矢面に立たされた」EUの外交悪化などを、米国の影響力が弱まっている例として指摘した。

「この機会を生かすためには、外交政策におけるダイナミズム、イニシアチブを高め、活動を活発化させなければならない」とハメネイは述べた。

No.6 18ヶ月前

このコメントは以下の記事についています

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

孫崎享チャンネル

孫崎享チャンネル

月額
¥110  (税込)
このチャンネルの詳細