>>19
あなたは「ロシア人を冷酷にしたのは西欧から遠く離れた楽園に居住するネオコンと呼ばれる東欧ユダヤ人の秘密結社です。」と書いていらっしゃいますが、プーチンが（あえてロシア人がとは書きません）冷酷なのは、少なくともチェチェンのときにはそうでしょ。ポリトコフスカヤとかリコビネンコとかの名前を忘れましたか？

あなたは否定するけど、アサドとともに毒ガスをシリアで使ったのもプーチンですよ。

その前の残虐な指導者といえば、スターリンですが、プーチンがスターリンをどう考えているか、もちろんあなたは知ってるでしょ。スターリンが虐殺したり、強制連行したりした悪事、たとえばクリミアタタール人のことは、少なくともわたしはここで書いてきました。

ソ連というのはひとつのグローバリズムの帝国でした。ソ連のグローバリズムの指導的理想は共産主義ですね。その実現？過程で、たとえばウクライナへのロシア系住民移民も進んだのです。あなたがたが世界市民意識をもち、（フレデイさんはどうだったか知りませんが）団塊サヨクがイマジンを歌い狂った頃です。

ソ連が崩壊したあと、ロシアは帝国であることをきっぱりやめるべきでした。大日本帝国は、ひどい敗戦をしたからですが、その点は実にまともだった。海外にいた日本人は、一部はロシア兵により強姦されて殺され、一部はインドネシアで植民地解放のためにたたかったりもしましたが、大部分は日本に帰りました。しかしロシアはそうできず、いま、大ロシア主義という国粋主義右翼のグローバリズムを指導理念にすげかえて、ウクライナを侵略しています。それを、イマジンを歌い狂ったヒトビトが熱烈に応援しているというわけですね、どういうわけか。

チェチェンなどにはほとんど興味なく、シリアにもたいして興味がなかった西側がウクライナには興味を持たざるを得ないのは、それが今度こそ第二次大戦後の秩序を急激にゆるがしかねないからです。仮にウクライナ全土をロシアが掌握しても、そこからがはじまりだとおもいます。ウクライナにとどまらず、ロシア、ＥＵ、中共、米国、すべてがいずれはテロに明け暮れることになるとおもっています。

それこそたくさん人が死にますよ。そうなったとき、わたしは自分も助かるとはあんまりおもってないけど、日本の高齢者なんか、真っ先に死ぬと思います。まあ、それでも反米したいのかな。