＞米国が悪いと百万回くりかえしても、中共やロシアが良いことにはならない。こう言っているのです。

　いい悪い、的価値判断も不要とまでは言いません。実際、私はこのロシアウクライナ戦争に関して「悪い」のは、アメリカ帝国とその手下のG7諸国だと考えていますから。

　しかし、スキキライ、いい悪い的価値判断だけではなく、現実を直視することも大事です。
　
例えば、エコノミスト誌の次の見方、「私たちの姉妹組織であるエコノミスト・インテリジェンス・ユニットによると、世界の人口の3分の1だけが、ロシアの侵略を非難し、それに制裁を課している国に住んでいます. それらのほとんどはアメリカの緊密な同盟国です。残りの人々は、戦争を独裁者と偽善者の間の争いと見なす傾向があります。」

https://www.economist.com/briefing/2023/02/18/what-ukraine-means-for-the-world

　上記が世界の現実なら、スキキライ、いい悪いは横において、何故そうなのか？を考えなくてはいけないのです。

　その意味では、「中共やロシアが良いことにはならない。」というお考えは、浅薄ではないですか？